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2017/07/07 19:00

「とにかく生きて帰ってほしい」 九州北部豪雨 行方不明者の捜索続く 福岡県

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九州北部を襲った未曽有の豪雨災害。

福岡県朝倉市では7日も新たな遺体が見つかり、死者の数は8人に上っています。

捜索活動の最前線に密着しました。

自衛隊員のあとに続く取材班。

道路には大量の土砂や流木が堆積しています。

こうした険しい道の先に、災害救助現場の最前線はありました。

【記者】「田んぼから勢いよく水が流れてきています」

【住人A】「家が流れちょるき、わからんです。2軒ですかね、あと半壊が2軒ぐらい」
【記者】「自衛隊が捜索してるんですか?」
【住人A】「しよります」

【住人B】その駅舎の向こうにおるじゃないですか。
【記者】「ああ、あそこで。あそこが流されてるんですね?」
【住人B】「そうそう」

土砂やがれきで行く手が阻まれていた東峰村の岩屋地区では、7日朝から自衛隊などが行方不明者の捜索にあたりました。

現在、行方が分からないのは東峰村の熊谷国茂さん、妻の千鶴代さん、そして熊谷みな子さんの3人です。

【記者】「安否が分からなくなっているご夫婦は、この住宅で生活していらっしゃったということです。現在、警察・消防・自衛隊が協力して懸命の作業が続いています」

【自衛隊員】「(家が)この下にあるようです。上の方の小屋が崩れて、その上に土砂と流木が乗っています。部屋の間取りから予測して、この上を重点的に探しています」

捜索体制は、警察や消防、自衛隊などあわせて2千人。

しかし、道の状態が悪く、雨も降り止まないことから、作業は難航しています。

【自衛隊員】「道も非常に厳しいところなんで、なかなか重い機械とかを持ってこれないところなんで、厳しい状況です」
【記者】「この雨がまた?」
【自衛隊員】「そうですね」

一方、朝倉市の避難所にも大切な家族の帰りを待つ人たちがいました。

【行方不明の小嶋初子さんの息子】「とにかく生きて帰ってほしいです。とにかく生きて。あとは何もいらないです。人は命だけが1番です。それだけです」

【記者】「初子さんに会えたら、なんと声をかけたいですか?」
【小嶋初子さんの夫】「良かった、助かって良かったって、生きていたら。そう言いたい」

(警察のヘリコプターで救助された人たち)

待ちわびた家族との再会。

自衛隊や海上保安庁などのヘリが投入され、孤立した地域から被災者たちを安全な場所へ移しています。

朝倉市によりますと、ヘリで救出された人は200人以上に上るということです。

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