どうも、モモコグミのももてんのーとです。今回は
「信頼性向上させたい!」
の人に参考にしていただきたいです。ももてんのーとという目次に9個の重要なことが書いてあります。9個の必要なことを出すために信頼性を阻害する要因や高信頼性を課題が書いてあります。是非ご覧ください。
スポンサーリンク
目次
1.信頼性を阻害する要因
劣化や金属疲労などの時間がたつにつれて、変化する物理的要因だけではなく、不適切な保全作業(保護して安全にする作業)、ユーザーの誤使用等の多くの損害要因が存在し、これらを設計、製造の段階で可能な限り回避することが要求される。そこで4つの観点から要因を考慮することが大切なりました。
1-1.設計、製造における検討不足
マイクロプロセッサ(コンピュータの演算機能を担う半導体チップ)縮小化、機械系では部品数の増加に対して軽量化省スペース化による無理な設計の耐性不足、部材の選択の誤り、部品間や装置間の相互作用の見逃しが発生しやすい状況。
さらに販売のグローバル化により、保管や長期輸送の機械が増えていることから、高温化で劣化の進行、振動によりボトルの緩み等の不具合に対する対策が求められている。
1-2.保全(保護して安全にする)の余裕がない
1-2-1.不稼働時間
点検や修理のための不稼働時間は生活に大きな影響を与えることから短縮化が使用から求められる。信頼性を上げるために時間をかけて点検や修理をしたいが、不稼働時間を考えると長く時間をかけられないということが起こる。
1-2-2..故障予測不可
集積化(小型軽量化ぐらいに考えてください)によって、故障箇所の特定が困難になってきました。このことは保全に詳しい方でも故障予測は困難なぐらいまでになっているほどのことです。さらに保全の自動化は困難なので人間が修理します。そこで人間のミスによるトラブルが多くなります。
製品に対する知識が少ないことを対処、予め起こると予測される故障をマニュアル化しておく、故障が起こった際に対応できるように24時間サポート出来るようにする(実際に行っている企業があります)などの対応が求められます。
1-3.誤使用に対する設計配慮の欠如
使いやすさの追求を怠った製品では誤使用を起こしやすくなっています。不適切なユーザーインターフェースや注意事項の伝達の不備、人間と機械間での不適切な役割分担などによる誤使用が原因となっています。
しかし人の行動を考慮した適切な設計で防げるものであるため、フールプルーフなどの構造的対策やユーザビリティを積極的に取り入れた製品設計が望まれている。
1-4.使用環境の考慮
1-4-1.製品への自然環境
複合的(多くのことが一つになって)て同時にストレスがかかることがあり、より現実に近い状況を再現した複合要因による試験を計画することが必要。つまりいろんな環境で製品を使ってみないと予期せぬトラブルが起こるから試験を行ってくださいということらしいです。
1-4-2.ユーザーの使用環境
ユーザーが時間の切迫、疲労のなかで使用するかもしれないということがあります。そうなると判断や認識を誤る可能性が高くなり、誤使用が多くなりがち。
よってユーザーの使用環境を考慮した設計が望まれるそうです。
スポンサーリンク
2.高信頼性を獲得するための課題
2-1.余裕のない設計
開発サイクルの短縮、短期間での作り込み、新技術の開発に取り組む余裕が十分にない状況があります。一方コスト削減、生産性向上、軽量化、廃棄の容易化、環境保護など様々なことが要求される状況もある。
↓↓
時間的にも構造的にも余裕が少ない設計設計になる。この状況を変えることが今後の課題と言われています。
2-2.グローバル化
ユーザーのグローバル化により、使用方法や使用環境が多様化し、様々な可能性を予測・評価することが必要だと考えられます。つまりトラブルの未然防止を図ることが、設計技術者、生産技術者に求められます。さらに海外工場で生産する場合が多くなるため、海外で作る製品の信頼性確保も重要な課題。
3.ももてんのーと
- 設計・保全、誤使用、環境の4つの観点から信頼性を阻害する原因を考えることが必要
- 製品を保管、長期輸送の機会で起こるトラブルに対応
- 不稼働時間の短縮かつ点検、修理が行えるように対応
- 手作業による修理を少なくできるように対応
- 製品の使いやすさの追求
- ユーザーの使用環境に対応
- 余裕のない設計改善
- グローバル化に対応した製品作成
- 海外生産部門における製品の信頼性考慮
↑が信頼性向上に必要なことです。社長さんの意見と経営工学とモモコの考えを踏まえてさせて書かせていただきました。
信頼性向上は安全性向上も含んでいる。
↑全部はコスト的に無理なので、ユーザーが一番求めていることに対応するのが良い。Σ(・ω・ノ)ノ!
4.最後に…
今回は信頼性を向上させる方法について書かせていただきました。信頼性向上にはとてつもない努力は必要だと改めて分かりますね。読んでいただきありがとうございました。
以上モモコグミのももてんのーとでした。バイバイ(@^^)/~~~
5.今日の飯テロ
この画像と経営工学のカテゴリーのちょっと前の飯テロ画像と組み合わせるとあるものできます。
スポンサーリンク
コメントを残す