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統計

LinuxノートPCの3割がWindowsとのデュアルブートという調査結果 11

ストーリー by headless
切替 部門より
Phoronixが実施した「2017 Linux Laptop Survey」によると、ノートPCでLinuxを利用するユーザーの29.3%はWindowsとのデュアルブート構成にしているそうだ(Phoronixの記事)。

調査は6月23日~7月6日に実施されたもので、30,171人が回答したという。Linuxとデュアルブート/マルチブートで使用するOSではWindowsが圧倒的に多く、4.4%が複数のLinuxディストロ、3.5%がmacOS(3.5%)と回答している。一方、デュアルブートにしていないというユーザーが62.2%を占めており、BSDとSolarisは合計で0.6%となる。

最も直近に購入したノートPCにLinuxがプリインストールされていたという回答は10.3%にとどまり、およそ9割は購入後に自分でインストールしているようだ。ノートPCを選択する際に重視するポイントでも、Linuxがプリインストールされているとの回答は14.1%にとどまる。これに対し、製品の造りの良さを重視するとの回答は30.7%に上り、パフォーマンス(25.2%)と合わせて過半数を占める。

使用ディストロ(複数回答)ではUbuntuが38.9%を占め、ArchLinux(27.1%)、Debian(15.3%)、Fedora(14.8%)、Linux Mint(10.8%)が続く。LinuxノートPCで主に実行する作業としては、Webブラウズが最も多い82.5%。ソフトウェア開発(73.1%)、オフィス業務(47.7%)、マルチメディア(45.2%)、学校の勉強(25.3%)が続く。SteamのOSシェアでLinuxは1%未満となっているが、こちらでもゲームに使用するとの回答は21.1%にとどまる。
  • by Anonymous Coward on 2017年07月09日 17時36分 (#3241552)

    『デュアルブートにしていないというユーザーが62.2%』
    →意外に多いと思った。Windowsがないと困る場面ってちょくちょくありますから。

    『最も直近に購入したノートPCにLinuxがプリインストールされていたという回答は10.3%にとどまり』
    →日本ではLinuxプリインストールのノートPC自体みかけないので、10.3%というのは意外にもかなり多い、と思った。

    『使用ディストロ(複数回答)ではUbuntuが38.9%を占め…(中略)…Linux Mint(10.8%)』
    →DistroWatch.comのアクセス統計ではMintがUbuntuの倍近いのでシェアもそれくらいだと思っていたけど、これはあまり参考にならない数字だったのかな。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      ディストロウォッチの例のランキングはアクセスした端末の情報を元に算出したものではありません。ページごとのアクセス数を元に算出したものです。またLinuxMintは実用性を優先しブラウザのエージェントをUbuntuと同様のものにしているという特徴があります。
      OpenSuseがもっと多いと思っていたのだが。

    • by Anonymous Coward

      米国のLinuxユーザは高給取りのIT技術者が多数なので、Windowsマシンと別に所持する余裕があるのではないかと。

    • by Anonymous Coward

      今だと変わったデバイスでも使わん限り、仮想化で済ませられるから、両方使っててもデュアルブートって使ってないのでは。。

      ※昔からWindows+VMwareでUSB-NICをLinuxにインテル互換NICと認識させた等々してた。
      Linuxでその辺で売ってる周辺装置使えるようにするのは面倒事多くて。。

      酷いデバイス多かったなあ。。

    • by Anonymous Coward

      『デュアルブートにしていないというユーザーが62.2%』
      →意外に多いと思った。Windowsがないと困る場面ってちょくちょくありますから。

      個人的にはLinux(一応一台Windows 10機がありますが)をメインに使ってますが、反対にWindowsではないと、と困ったことはあまりないのですが例えばどういったものでしょうか……。

      素朴な疑問です。

      • by Anonymous Coward

        俺がWindowsを使っている最大の理由はスキャンドライバーだな。
        Linuxでスキャナが動いたとしても、ドライバーが行っている画質補正が使えないと困る。
        まあ実際は差がないのかもしれないが、あえて試す積極的な理由もないので。

  • by Anonymous Coward on 2017年07月09日 17時38分 (#3241553)

    基本的にノートPCでもデスクトップでもLinuxしか使ってないですが、特に買って1年以内のノートは、とりあえずWindowsを残しておくことが多いですね。
    理由としては、まず不良や譲渡の可能性を考えて、Windowsに戻したり、Windowsで動作検証をすることが煩わしくないようにしておくため。そして、ノートPCではパーツが固定されて居る上、固有の機能があって、全部の機能を使うためにはWindowsが必須だったりするためです。
    例えば、充電管理(80%で止めるなど)は、VAIOやThinkpadの一部などを除いて、Windowsのユーティリティじゃないと設定できません。
    BIOS(UEFI)の更新なども、Windwosからじゃないと出来ないことも多いです。
    無線LANのドライバが未成熟で、時々パケットが流れなくなったり、GPUのアクセラレーションが不十分だったりすることも、新し目のノートではありえます。

    やがてドライバが成熟したり、動作が安定したりして、Linuxだけで問題がなくなると、例えばLTSの切替時などのきっかけで、Windowsを消してしまいLinuxオンリーにすることになります。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      >やがてドライバが成熟したり、動作が安定したりして、Linuxだけで問題がなくなる
      そんな日がいまだかつて一度も来たことがないし
      これからもくることはないだろう

  • by Anonymous Coward on 2017年07月09日 17時47分 (#3241558)

    パフォーマンス的に
    ホスト:Windows
    VM:Linux
    のほうが使い勝手よくないか?

    なんでわざわざ排他利用の
    デュアルブート構成にする必要があるんだろう
    LinuxでGUIグリグリってニ-ズがない限り
    無駄でしかないような

    > LinuxノートPCで主に実行する作業としては、Webブラウズが最も多い82.5%。ソフトウェア開発(73.1%)、オフィス業務(47.7%)、マルチメディア(45.2%)、学校の勉強(25.3%)が続く。

    この中でVMで困る使い方って
    VMで使えない機能がある場合またはパフォーマンス的問題で
    ・ソフトウェア開発
    ・マルチメディア
    もしくは学校指定の環境で
    ・学校の勉強
    くらいじゃないかな

    マルチコアやVulkanにおけるパフォーマンスが重視されるようになれば
    Linuxでブートする価値が上がるけど
    現状では排他的デュアルブートにする理由は少ない気がしますね

    # 商用利用でVMに制限てな理由に対しては金払えよ商用ならみたいな

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      デュアルブートにしてる#3241553です。
      私の場合ですけど、Windowsを普段使う用途はなくて、Linuxで間に合ってるんです。
      なんでVMで使わないかというと、管理しなきゃいけないものが増えるからです。
      Windowsはアップデート面倒なので、普段使わないものの管理は面倒なのでやりたくないですね。
      #そのせいで、数カ月ぶりにWindowsを起動すると、しばらくWindowsUpdateで時間が食われる。これは諦めてます。

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