外務省がピコ太郎さんと協力 「持続可能な開発目標」をPR

外務省がピコ太郎さんと協力 「持続可能な開発目標」をPR
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貧困や格差の解消など世界が一致して取り組むべき課題として、国連が定めた「持続可能な開発目標」の考え方を広く知ってもらおうと、外務省は、「PPAP」の曲で知られるピコ太郎さんと協力して取り組みを始めました。
おととし国連が定めた「SDGs=持続可能な開発目標」は、社会や経済の持続的な発展を目指す考え方で、取り組む課題は、貧困・格差の解消や女性の社会進出の促進、教育の完全な普及など多岐にわたり、毎年、国連で取り組み状況が報告されますが、日本では認知度が低いのが現状です。

このため外務省は、持続可能な開発目標の考え方を広く知ってもらおうと、PPAPの曲で世界的にも人気を集めたピコ太郎さんに協力を持ちかけました。

これを受けて、ピコ太郎さんはこのほど、PPAPのリズムに乗せて貧困の撲滅や教育の普及など目標の重要性を歌う動画をインターネット上で公開し、動画は外務省のホームページにもリンクが貼られています。

岸田外務大臣は、今月中旬にニューヨークの国連本部で開かれる会合への出席を検討しており、今回の取り組みも紹介しながら、日本の達成状況などを説明したい考えです。