こんばんは、ねね(姉)です。
突然ですがみなさんは自分がモテるかモテないか把握していますか?
モテたいですか?モテたくないですか?
どちらでもいい、興味ない、という人にはほんとはモテたいんだろ、って言っておきますね。
ねねはモテたいですよ、えぇ、モテたい。
齢32のアラサー婦人。結婚したいとか思う前にとりあえずモテたい、モテないと。口説かれてニコニコしたい。ニコニコしたい。ニコニコ通り越してニヤニヤするんでしょうね。最悪キモい。
婚カツもギリギリだで。好意をもってくれぇい、ねねにんんぁぁああー、って錯乱しちゃうよ。それくらいギリギリ。婚カツギリギリ。
ここまで声を大にしてモテたいと言うのは、モテないから理論を導きだした方、大正解です。
そうなんですね、モテないのですよ、ねねは。
それを昨日自覚する飲み会があったので聞いてほしいのですけど。
昨日の飲み会はレンタルスペースを借りて肉を焼いて食べるという会でした。
友人に誘われ連れていってもらう感じですね。
着いた先は古いめのマンション。
部屋の一室がレンタルスペースらしい。
玄関を開けると無数のサラリーマンの靴。足の踏み場はないです。靴を整えようとしたけれど、なんだか触るの躊躇いたくなる靴でね、靴揃えて女子力高いのアピールする作戦はやめました。
部屋は間接照明が10畳以上はある部屋を怪しげに照らす。怪しい、怪しすぎる。
肉焼くのに電気暗い。
幹事さんに「あれ、女の子来るなんて思わなかった!じゃあ料理とかできる?」と聞かれたのでまぁこちらも女子力というか婦人力発揮するしかないねと思い段取りをし始めます。ほら家庭的な女はモテるか言うでしょう。家事できるのアピールしちゃうよ~!
部屋にいる8人の中、女子はねねだけ。これが市場なら独占状態。やったね。
これならモテるかと期待しつつ、「電気をつけようよ、暗すぎるよ」と指摘をし部屋が明るくなった瞬間、アレですよ。えぇ、そんなことあるんですかね。
GOKIBURI
が出たんです。小さいのですが、確実にGOKIBURI。
男性軍が「GOKIBURIだ!」「でた!」「GOKIBURIだ」「どうする」とGOKIBURIと向き合い始めます。
システムエンジニア対GOKIBURI
システムエンジニア、GOKIBURIを前にバグってる。解決への手だてがない。GOKIBURIがいることの存在を証明しているにすぎない。
システムで解決してよ。そのGOKIBURI。小さいしそんなに動かないのにそれ以上に動かないシステムエンジニアたち。
GOKIBURIを殺すことはプログラミングされていないらしい。
致し方ない。
齢32、害虫を殺し続けて虫殺生への敷居が低いねねが殺りますか。
ティッシュをささっととり、さっと殺生。
ワンタッチ殺生。スッと殺ってサッと棄てる。
これで問題は解決。システムエンジニアたちは若干引いちゃったんですね。
あーって。誰もありがとうなんて言わないよ。アンチ殺生なんですね。平和ですね、でも殺れよ。共存する気ならそれでもいいけど目を背けるなよ現実から。
そして焼肉のたれ準備が出来上がり、肉を焼き始めます。
追加でやってくるのも皆男子。女子来ない。ゴキブリ殺しの現場を見ていない男子を狙え、モテろ光線出ろ、出ろ、いやそれは出ない。そういうシステムじゃないんで。残念ながらモテ光線は出せませんでした。
肉をひたすら焼き続け、システムエンジニアたちが肉を食べる姿を見ていたら割りとお腹いっぱいになって肉はほとんど食べませんでした。
紅一点のねねは10人の男子に囲まれ肉を焼いては配り焼いて配りを繰り返しました。
大きい肉は包丁で切り分けました。
うーん。もしかして、これはただの近所のおばちゃんだね。もしくは宅に人が来ることを喜び色々と振る舞うタイプのお母ちゃんですね。完全にそう。
モテないね~。ビックリするほどモテないね~。
誰も話しかけてこないよ。
誰もLINE交換してくれないよ。
○○君家のお母ちゃんじゃあないんだよ。わかるかい?
こちとら出産とかしてないからね。
ただね。甥っ子が2人、姪っ子が1人いるとね、世話焼きにはなりますよね。
ましてや小児科で働いたこともあるから赤ちゃん抱っことかしちゃうよね。
最近異性(30歳)に言われた一言でかなり傷付いたのが「お母さんみたいだね」です。嘘でしょ。ホントに?子どもさん産んどらんよ。
リュックの肩ヒモがねじれてたから直してあげたらこの様ですよ。
ねねは、お母さんかぁ。
信じたくない。子育てしてないのに、オーラが60歳の子育て一段落して孫はまだかい?とか言いそうな世話焼きパワフルお母ちゃんになっている。
だからモテないのか。ババァの空気が出すぎているよ。
見た目はそこまで年とっていないはずだし、女子のフォルムをしている。まだおばちゃんのフォルムではない。
なのにお母ちゃん。
オーラが強すぎる。もはやスタンドか。
背後スタンドがいる。世話やきおばちゃんのスタンド。
強烈すぎて早口で捲し立ててくる。
弱っていると首にネギをまいてくる。
前髪が長いと目が悪くなるからって髪を切ろうとする。
飴を持ち歩いていて食べな食べなと勧めてくる。
菜園で採れた野菜をポリ袋に入れて配る。
エイジフリーとか言いそう。(ストーン・フリーではない)
うっとおしいきわまりない。
そうか。
もしかして、これがねねがモテない理由か。お母ちゃんぽいくて世話焼きおばちゃんだからモテないんだ。
もうモテたいなんて言わないわけないよゼッタイィィーー。
原因が理解できれば解決の手立てはつくはず。
世話焼きをしない。
これに限ります。そういうシステムなんです。
おばちゃんみたいなことやらない。
黙ってニコニコしていればいい、ゲヘゲヘ笑うな、バカねね。
これできっとモテるはず。プログラミング完了です。
よし、やるぞ、明日から本気出すよ。見てろよ 、世の男性方よ。
モテたらこちらのブログで追って報告いたします。モテ光線捻り出しちゃうよ~!
なんの便りも届かないときは変わらず世話焼きおばちゃんなんだと思っていただければ光栄です。
では。