お子様がいらっしゃる方に、質問です。
「自分の子供を初めて一人で、お留守番させたのは、何歳の時ですか?」
《一人でお留守番させる年齢》
我が家には、7歳と1歳の姉妹の子供がいます。
長女を初めて一人でお留守番させたのは3歳の時でした。
私の言うことも、だいたい理解出来ているようだし、「ダメよ」と言うことも、ダメ=したらいけないこと、と分かっているので、大丈夫かな、と思って…。
長女が、まだ3歳の頃はマンションに住んでいたので、集合玄関はオートロック式で防犯的には、安心でした。
安心、とは言っても、やはり不安はありましたが(-_-;)
- 「誰か知らない人がチャイムを押しても、絶対に出たら、ダメよ」
- 「母さんが出かけている間、一人で外に出たら、ダメよ」
- 「ベランダに出たら、ダメよ」
- 「台所の方を触ったら、ダメよ」
など、色々と注意をした記憶があります。
子供って、本当に予想外のことをしますからねぇ…(^_^;)
《長女、初めてのお留守番!!》
結局、私が近くの郵便局に用事があって、20分くらい留守にして、家に帰ってくると長女は何も無かったかのように、一人で絵本を開いて見ていました。
別に淋しがるわけでもなく、泣いていたわけでもなく。
案外、一人でお留守番が出来るんだなぁ~、と思いました(^o^)
その後、長女が5歳になってから一軒家に引っ越しましたが、お留守番をお願いする時は、玄関や1階の窓には、きちんと鍵をかけて、出掛けました。
一人でお留守番してくれる回数も、だんだんと増えてきて1時間とか、少し長く留守にしていると長女が家の固定電話から、私の携帯に
「今、どこ?まだ帰ってこないの?」
と、電話をかけてくるようになりました。
そして6歳頃からは、一人でテレビをつけて録画していた番組を見たり、お勉強をしたり…
少しくらい留守が長くなっても、携帯に電話がかかってこなくなりました。
長女を一人残して留守にするのも、あまり心配なく出来るようになったので、私も助かります(^-^)v
留守が長くなりそうな時は、私から
「ごめんね、もう少しかかりそうだから」
とか、今から帰る時には、
「今、○○にいるから、あと○分くらで帰るね」
と家の電話にかけて、長女に伝えています。
次女は、まだ私が側にいないと、泣いてしまうので、お留守番は、まだまだ先のようですが、姉妹で仲良くお留守番をしてくれる日が来るのは、いつかな~、と今から楽しみです(*^^*)
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
《子供に初めてお留守番をさせる前に、読んであげたい絵本》
子供が初めて一人でお留守番しないといけなくなった時って、本当に凄く不安で心配でしょうね(T_T)
そんな子供の気持ちが、凄く表現されている絵本があります。
【はじめての おるすばん】
はじめてのおるすばん (母と子の絵本) [ 清水道尾(1933-) ]
しみず みちを 作
山本 まつ子 絵
岩崎書店 発行
(あらすじ)
今年3歳の、みほちゃんは初めて一人で、お留守番をすることになりました。
ママが、カチリっとドアの鍵をかけると、部屋の中が急に、しーんとしました。
『ママ、早く帰ってきて』
すると、「ピンポーン」
玄関のチャイムが鳴りました。
ドン、ドン、ドン
誰かがドアを叩きます。
怖くなった、みほちゃんはママのエプロンを頭からかぶって、そおっと玄関に近付きました。
「小包でーす。小包ですよー」
こっと、こっと、こっと…
足音が消えると、みほちゃんは玄関のドアに付いているポストの蓋を上げて、そおーっと外を覗いてみました。
しばらくすると、「ピンポーン」
またチャイムが鳴りました。
「さくら新聞です。新聞代、お願いします」と声がしました。
すると、どうでしょう。
ポストの蓋がギコギコっと持ち上がって、大きな目玉が二つ、覗きこんだのです!
みほちゃんは、『あっ、おばけ…』と思いました。
怖くなった、みほちゃんはママのエプロンを握りしめ、ぶるるるっと震えました。
さぁ、みほちゃん、最後まで頑張ってお留守番が出来るかな?
(おだっちの感想)
独りぼっちになった、みほちゃんの不安な気持ちや、怖さが凄く上手に描かれています。
さくら新聞のおじさんが、ポストから覗きこむシーンは、長女に読み聞かせた時、とても怖がっていました(>_<)
絵が確かに、不気味な感じ…
涙をこらえている、みほちゃんを見ていると思わず、「お母さん、早く帰ってきてあげて!」と言ってしまいそうになります。
ママが帰ってきた時の、みほちゃんの笑顔は本当に何とも言えません(*≧∀≦*)
ママが帰ってきた安心感と、一人でお留守番が出来た嬉しさで、みほちゃんは、すっかりお姉さんになったようです。
この、『はじめての おるすばん』を読んだ時、長女も、みほちゃんと同じように不安で怖かったのかなぁ~、と思いました。
でも長女は、気が強いというか負けず嫌いというか…プライドが高いような性格なところがあるので、強がって
「別に、怖くなかったよ!全然、大丈夫!」
なんて言ったのかもしれませんが(^_^;)
《おしまい》
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*´ω`*)
子供にとって、初めての○○って、本当に不安や心配、逃げ出したい!って思うかもしれません。
それは、子供に限らず大人も同じなのではないでしょうか…
初めてのことって、未知の世界ですからね(^_^;)
でも、やってみると意外に簡単だったり、思ったほど大丈夫だった、ってことありませんか?
嫌だ、嫌だって思っていると体が拒否反応を起こしてしまって、尚更、おっくうになってしまったり…
でも、それを乗り越えた時は、世界が、ぐんと広がるし、やり遂げた達成感や、ひとつ成長した気持ちで何だか、
「頑張ったね、自分!」
って感じで誉めてあげたい気分ですよね(^-^)v
だからこそ、お子様が初めて一人で出来た時は、思いっきり誉めてあげて下さい。
抱きしめてあげて下さい。
そうすると、お子様が次に、一人で何かをしないといけない時がきても、きっと頑張って、やり遂げてくれることでしょう(о´∀`о)