日本酒のきき酒大会 群馬・高崎

日本酒の味や香りで種類などをあてるきき酒の大会が、群馬県高崎市で開かれました。

大会は、群馬県産の日本酒の魅力を知ってもらおうと、県酒造組合が毎年開いていて、ことしは日本酒が好きだというおよそ80人が参加しました。
大会では、色や形が同じ瓶の中に入っている6種類の日本酒を口に含んで、自分の好みの順位をつけたあと、別の場所でもう一度行って、1回目と2回目の順位がどれだけ一致したかを競います。
参加者は、それぞれの味や香りを確かめ、「甘い」とか「フルーティー」など味の特徴をメモしながら順番を決めていました。
そして結果が発表されると、参加者は、仲間どうしで喜ぶ人がいる一方で、思うような結果が得られずもう一度、飲み比べる人の姿もみられました。
参加した前橋市の46歳の女性は、「緊張してしまい、結果はさんざんでしたが、ふだんは飲まない種類の日本酒の香りや味を楽しめてよかったです」と話していました。
今回の大会の上位2人は、東京都内で行われる「全国きき酒選手権」に参加することになっています。