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2017年07月07日(金)

※富山県内のニュースです。


2人を懲戒処分 富山市職員が情報漏えい
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 2人を懲戒処分 富山市職員が情報漏えい

(2017年07月07日 18時07分)

 富山市の職員が、また情報漏えいです。

 富山市は7日会見を開き、職員2人による情報漏えいがあったとして、懲戒処分を発表しました。

 このうちのひとりは、情報公開請求があったことやその請求者の個人情報を外部に伝えていました。

 富山市は7日緊急の会見を開き、職員による情報漏えいがあったと説明し謝罪しました。

 情報漏えいの流れは、こうです。

 まず請求者が、ごみ集積場の設置に関する文書の情報公開請求をおこないました。

 それを受けた建設部の職員が、請求内容と請求者の個人情報を環境部に伝え、環境部の職員が請求者と同じ地域に住む外部の第三者に、内容と個人情報を伝えました。

 第三者と請求者が会話をする中で、今回の情報漏えいが発覚したといいます。

 富山市は建設部の職員が環境部の職員に個人情報を伝えたことと、環境部の職員が外部の第三者に請求内容と個人情報を伝えたことは、地方公務員法・第34条の『守秘義務違反』にあたるとし、建設部の男性職員は戒告に環境部の男性職員は戒告より重い減給1か月としました。

 また、この2人の直属の上司を文書訓告としました。

 富山市で情報漏えいを理由に職員が処分されるのは、今回で3回目です。

 再発防止に向け、富山市は7日付けで全職員に対し、情報公開制度の適正な運用と個人情報保護に対する意識の徹底を求める通知を出しました。

 また、今後、所属長を対象に研修を開く予定だということです。

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