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AIの基礎知識を易しく解説した『エンジニアのためのAI入門』を発売!

株式会社インプレスは、ITエンジニア向けに人工知能(以降、AI)を易しく解説した書籍『エンジニアのためのAI入門』(Think IT編集部[編])を2017年7月7日に発売した!

 

 

今、AIは世界中でかつてないほどの注目を集めている。

この流れに沿って、多くの企業で自社のビジネスとAIを結びつけるべく様々な取り組みが進められている。

しかし、その現場を担うITエンジニアに「AIとは何か?」といった基礎知識が十分に浸透しているとは言えない状況である。

AIの基礎が理解できていなければ、自社のビジネスとAIを結びつけることは到底かなわない。

そこで本書では、これから業務としてAIに携わる必要(可能性)があるITエンジニアに向けて、AIの基礎知識から様々な業種の利用事例、最前線で活躍する技術者などを紹介している。

1冊で幅広く網羅した書籍となっているため、AIの基礎学習に大いに役立つ。

 

■本書で紹介している事例(一部)

●スクウェア・エニックス『FINAL FANTASY XV』
現代のデジタルゲームには、キャラクターがもつ「キャラクターAI」、地形を思考する「ナビゲーションAI」、ゲームの進行を監視しゲームを柔軟に変化させる「メタAI」の3つのAIがあり、それぞれが独立しつつ協調するシステムとなっている。

本事例では、ロール・プレイング・ゲーム「FINAL FANTASY XV」(2016年11月29日発売)において、これらのAIがどのように利用されているかを詳細に解説している。


●サイバーエージェント アドテクスタジオ『AI Lab』
日々成長を続けるインターネット広告市場。

その中でも近年は「アドテクノロジー(アドテク)」が注目されている。

アドテクスタジオ「AI Lab」は、AIや機械学習を利用して、より最適な広告配信技術の研究や開発を目的に設立された組織である。

本事例では、インターネット広告を支えるアドテクノロジーにおけるAI活用と、その中でAIが果たす期待や役割について、AI Labが設立された背景を交えて解説している。

 

●GMOペパボ『なめらかなシステム』
GMOペパボが提供するWebサービスのシステム運用にAIを活用する事例。

ユーザーにWebサービスを安定して提供するには24時間365日の監視が必須だが、昼夜を問わず人手で対応しなければならず、運用負荷が大きな課題となっていた。

本事例では、そのシステム監視をAIにより自動化し、サービスを自律制御して人間の運用負荷を軽減する「なめらかなシステム」の取り組みについて解説している。

 

■本書の構成
本書は3部全11章で構成されている。

第1部 概要編:技術者なら押さえておきたい AI・ディープラーニングの基礎知識
第2部 事例編:AI最前線の現場から ?業界別AIへの取り組み
第3部 人材編:AIの最前線で活躍する技術者たち

第1部の概要編では、第1~3次AIブーム、ニューラルネットワーク、シンギュラリティ、ディープラーニング、機械学習など、AIの歴史と主要な要素技術について解説している。

続く第2部の事例編では、スクウェア・エニックス(ゲーム)、サーバーエージェント(広告)、GMOペパボ(Web)ほか、医療、金融(株式・EC)、不動産と全7分野の活用事例を詳細に解説している。

第3部の人材編では、現場の技術者からスタートアップ起業家まで、そのキャリアを知ることができる。

 

■書籍の詳細

  • 『エンジニアのためのAI入門』(Think IT Books)
  • ISBN:978-429-500154-6
  • 判型:A5判 1C
  • 頁数:208ページ
  • 価格:2,200円+税
  • 備考:電子書籍版も同日に発売開始(価格:2,200円)
  • URL:http://book.impress.co.jp/books/1116101165