ソフィア・コッポラのお母様でもあり、コッポラ一家を支えてきたエレノア・コッポラさん。初めて長編映画監督、及び脚本にチャレンジした映画『ボンジュール、アン』が7月7日(金)七夕に日本で公開されます。「フランスを舞台にしたアメリカ映画」、従って、全編英語です(笑)。
6月には、エレノア監督と主演のダイアン・レインさんが日本公開に先駆けて来日され、東京の試写会で舞台挨拶を行ったようですね。
仕事ばかりで家庭には無頓着な夫を持つ女性が主人公。子育ても落ち着き、人生の一区切りを迎える頃、思いがけずパリへの旅を通して、人生の喜びや幸せを新たに発見します。
お話は、エレノア・コッポラさん自身の体験がもとになっているとのことです。
主演のダイアン・レイン、こういう役をやらせたらうまいですよね〜。年輪を重ねてきた大人の女性としての内面から滲み出るなんとも言えない雰囲気。
さらに。この映画で注目すべきは、南仏からパリへかけての、美味しい食卓シーンの数々、ワイン、コート・ダジュールの美しい景色と世界遺跡。フランスのバカンスの魅力が凝縮された爽やかさです。
カンヌからパリへ、あなたもこの夏一緒に映画でおしゃれでグルマンな旅をしてみませんか?
《あらすじ》
アン(ダイアン・レイン)はまさに人生の岐路真っ只中。映画プロデューサーの夫(アレック・ボールドウィン)は、仕事では大成功を収めても、妻や家庭には無関心。
ある日、アンは夫の仕事仲間(アルノー・ヴィアール)と、カンヌからパリへ車で向かうことになります。たった7時間のドライブのはずが、美しい景色、素晴らしい食事とワインに彩られ、ユーモアいっぱいの、自身の再確認の過程になりはじめーーー。
アン役に『運命の女』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた、ダイアン・レイン。俳優のみならず監督・脚本家としてもフランスで活躍しているアルノー・ヴィアール、舞台・映画・テレビと幅広く活躍するアレック・ボールドウィンなど。
監督・脚本:エレノア・コッポラ
出演:ダイアン・レイン、アルノー・ヴィアール、アレック・ボールドウィン他
「Paris can wait」2016年・アメリカ・92分 :2017年7月7日(金)より