千葉県 ヒアリいないか調査を検討

千葉県 ヒアリいないか調査を検討
東京・品川区の大井ふ頭でコンテナから強い毒を持つヒアリが見つかった問題で、このコンテナは中国から船で運び込まれたあとトラックで千葉県内に運ばれ、積み荷を降ろしたあと再び大井ふ頭に戻されていたことから、環境省や千葉県などは、荷降ろしをした場所の周辺でヒアリがいないか調査することを検討しています。
大井ふ頭では、今月3日、業者がコンテナの点検作業中にアリ1匹を発見し、専門機関が分析した結果、6日、強い毒を持つ南米原産のヒアリと確認されました。

環境省によりますと、このコンテナは中国から貨物船で大井ふ頭に運び込まれたあとトラックで千葉県君津市内に運ばれ、荷主の業者がコンテナから積み荷を降ろしたあと、空の状態で再びトラックで大井ふ頭に戻されたということです。

環境省によりますと、コンテナの積み荷は太陽光パネルの台の部品で、荷主の業者は荷降ろしの際、「アリは見なかった」と話しているということです。

環境省や千葉県などは、積み荷を降ろした場所の周辺にヒアリがいないか確認するため調査することを検討しています。