ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ウィルコム(現ソフトバンク)のシャープ製「W-ZERO3」です。
W-ZERO3は、Windows Mobile 5.0を搭載した“スマートフォン”です。発売された2005年はケータイ全盛の時代だったので、全く新しいタイプのデバイスとして、多くの注目を集めました。
3.7型のVGA(480×640ピクセル)液晶とスライド式QWERTYキーボードを搭載しており、「携帯電話」と「小型PC」を兼ね備えたデバイスを目指して開発されました。PC的な機能として、添付ファイル付きメールの送受信、PCブラウザ、Officeファイルの閲覧と編集などにも対応。カメラはAFなしの133万CMOSを搭載しています。
PHS通信モジュール「W-SIM」と無線LANを内蔵しており、音声定額の「ウィルコム定額プラン」や、インターネットの定額サービス「データ定額」を利用できます。
予約開始日には量販店に行列ができるほど人気を集め、ガジェット好きの心を揺さぶりました。
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