日本経済新聞は、KDDIがスマートフォンの主要プランの月額料金を1500円程度引き下げると報じました。
値下げの理由は格安スマホことMVNOの台頭を受けてのもの。契約の1割程度に食い込んでいます。MVNO各社はドコモから回線を借りているため、MVNOの契約数が増えてもKDDIには旨味が少ないわけです。
首相の値下げ指示を受けても、これまで一部利用者向けの割引プラン導入に過ぎませんでした。今夏KDDIの行うとされる値下げは大半の利用者が対象で、値下げ幅はプランごとに異なるもののいずれも2割程度下がるとしています。
NTT docomoは特定の廉価モデル2機種を購入した場合にのみ1500円値下げする「docomo with」を展開済みで、KDDIの田中孝司社長はこれに対抗するプランを打ち出す方針を明らかにしていました。
日経の報じ方からすると、auの新たな策は「docomo with」以上にインパクトのあるものが期待できそうです。
こうした大幅値下げには他社も追従を迫られる可能性がありそうです。
- 情報元日本経済新聞