核兵器禁止条約 国連交渉会議で採択

核兵器禁止条約 国連交渉会議で採択
核兵器の開発や保有、使用を法的に禁止する初めての国際条約が7日、ニューヨークの国連本部で開かれていた交渉会議で、賛成多数で採択されました。
条約はことし9月から署名が始まり、50か国が批准の手続きを終えたのち、90日後に発効します。条約には100を超える国が参加する見通しですが、アメリカやロシアなどの核兵器の保有国や核の傘に守られた日本などは参加しない見通しで、新しい条約が世界の核軍縮にどのような影響を及ぼすのか注目されます。