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外国籍も歓迎、知立に療育施設 発達障害の児童支援

 自閉症などの発達障害の子どもを支援する施設「cocorone(こころね)」が、知立市本町に開所した。日本人とともに、外国籍の子どもも積極的に受け入れ、不自由なく生活できるように支援していく。

 外国人やその支援組織をつなぐ特定NPO法人「多文化共生リソースセンター東海」(名古屋市)副代表の佐藤槙子さん(34)=知立市南陽=が、二月に設立した一般社団法人「cotonari(ことなり)」が運営する。

 施設では、午前中にゼロ歳〜未就学児を対象にした「児童発達支援」、午後は学校が終わった小学生以上の子どもたちを預かる「放課後等デイサービス」を提供する。

 言葉や身体機能などに発達の遅れがある発達障害は早い段階で、必要な能力を練習する「療育」が効果的とされる。施設では社会福祉士や元保育士らスタッフ五人が在籍。受け入れる際に保護者から子どもの特性について聞き取り、「数字に弱い」「人との距離が測れない」といった不得手な能力を伸ばすように保育や訓練が行われる。

 佐藤さんは多文化共生に取り組む中で、発達障害のある外国籍の子どもへの支援が十分でないことが気掛かりだった。「言葉がうまく伝えられない外国籍の児童は、問題行動が発達障害による特性なのか判断がつきにくく、支援が遅れがち」と指摘する。

 同市にはブラジル人を中心に四千人を超える外国人がおり、人口に占める割合は県内最大。施設にはブラジル人スタッフもおり、日本語が不安な住民も安心して子どもを預けられる環境にした。

 佐藤さんは「国籍を問わず、子どもたちが『できた』という体験をこの施設で積み重ねることによって、自分の思いを発信できるようになってほしい」と思いを語った。

 八日午前十時から、困り事などを話し合う「お話会」を開催。子どもたちはスタッフと料理や七夕のササ飾り作りをする。参加費は大人五百円(飲食代込み)。申し込みはこころね=0566(83)6617=へ。

 (土屋晴康)

 

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