活断層の長さ再評価で約1.5倍 島根原発は耐震補強必要に

活断層の長さ再評価で約1.5倍 島根原発は耐震補強必要に
松江市にある島根原子力発電所2号機の再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査で中国電力は、焦点となっている原発近くにある活断層について長さをこれまでのおよそ1.5倍の39キロに評価し直す方針を決めたことがわかりました。これにより島根原発2号機は耐震補強が必要になり、再稼働までにはさらに時間がかかる可能性があります。
島根原発2号機の再稼働の前提となる審査では、原発の2キロほど南にある「宍道断層」の長さの評価が焦点となっていて、中国電力はこれまで25キロと評価していましたが、規制委員会から断層の東端の活動性を否定できないと指摘されていました。

これを受けて中国電力はこのほど、宍道断層を東側に延ばして長さをこれまでのおよそ1.5倍の39キロと評価し直す方針を原子力規制庁に伝えました。

これまで中国電力は島根原発で想定される最大規模の地震の揺れ、「基準地震動」を主に宍道断層を震源として最大で800ガルとしていますが、断層の長さが延びることで基準地震動の引き上げや耐震補強が必要になり、再稼働までにはさらに時間がかかる可能性があります。

宍道断層をめぐって中国電力は、初めて存在を認めた平成10年には8キロと評価していましたがその後、長さを延長し、見直しは今回で4度目です。