今回は、HELLOWEENのKeeper Of The Seven Keys Part 2の感想を記載します。
ハロウィン(Helloween、正しい発音はヘロウィン)は、1984年にドイツのハンブルクで結成されたパワーメタルバンド。
現在のパワー・メタル(メロディックスピードメタル)のサウンドとイメージを作り上げ、このジャンルの先駆者として知られる。1987年の2nd『Keeper Of The Seven Keys Part1』(邦題:守護神伝-第一章-)、翌1988年の3rd『Keeper Of The Seven Keys Part2』(邦題:守護神伝-第二章-)の2枚のアルバムは世界中で大ヒットし、ジャーマンメタルバンドとしてのハロウィンの名を広めた。
ジャンル ジャーマンメタル
パワーメタル
スピードメタル
ヘヴィメタル
メロディックスピードメタル
『守護神伝 -第二章-』(しゅごしんでん だいにしょう、原題:Keeper Of The Seven Keys Part 2)は、ドイツのヘヴィメタルバンド、ハロウィンが1988年9月21日に発表した3rdアルバム。
曲順
1. Invitation
2. Eagle Fly Free
3. You Always Walk Alone
4. Rise and Fall
5. Dr. Stein
6. We Got the Right
7. March of Time
8. I Want Out
9. 守護神伝 Keeper of the Seven Keys
10. Save Us
作品について
驚異的な完成度を誇るジャーマンメタルの名盤の一つ。
当作品の音楽的特徴はメロディックスピードメタル特有の疾走感にヴォーカルのマイケル・キスクによるハイトーン及びメロディアスな旋律を強く効かせたサウンドを展開。
伴奏、メロディ、雰囲気、曲構成などハイレベルに仕上がっており終始圧倒されました。
また、名曲が多く収録されていることも特徴的であり、どれもが明快で聴きやすいので『HELLOWEEN』というより『ヘヴィメタル』という音楽を聴く際の入門に最適だと思いました。
当作品から放たれる洗練された麗しきメロディの数々を体感してみてください。
1. Invitation
大自然を感じさせる壮大なクラシカルインストナンバー。
風の音、動物の声。
緊張感が増し、次の楽曲である『EAGLE FLY FREE』への期待が高まる。
当楽曲のおかげで、より一層の感動を味わうことが出来ました。
『EAGLE FLY FREE』とセットのような存在です。
3. You Always Walk Alone
ヴォーカルのマイケル・キスクの魅力がたくさん詰まっている楽曲です。
美しいクラシカルなヴォーカルのメロディと突き抜けるハイトーンに圧倒された。
これもまたしっかり聴かせてくれる佳曲です。
4. Rise and Fall
ポップで明るいジャーマンメタルナンバー。
クラシカルなコーラスが印象的です。
コーラスのメロディがホラーテイストになっているのでハロウィンの夜を彷彿させます。
ハロウィンパレードのコスプレも頭の中で浮かんできました!!!
5. Dr. Stein
HELLOWEENの代表曲。
曲の冒頭、不気味に静まり返った空間の中でうめき声が鳴り響く。
でも曲調はポップで明るめ。
ギターソロからのパイプオルガン?へ繋がる曲構成が絶妙!!!
演出が面白い楽曲です。
6. We Got the Right
スローテンポのジャーマンメタルナンバー。
バラード寄りの曲調だが、決して細いサウンドではない。
迫力のあるダイナミックな伴奏にマイケル・キスクの歌声が力強く響き渡る。
つまり、『男』を感じさせる渋い要素が前面に放出されています。
眠気を感じさせないパンチの効いた楽曲です。
9. 守護神伝 Keeper of the Seven Keys
13分を超えるジャーマンメタルの大作。
HELLOWEENというバンドの要素が凝縮された感じです。
壮大感、疾走感、印象的なメロディなどをバランス良く展開させる事により長時間の楽曲にも拘らずダレる事無く聴き通せました。
楽曲の構成が凄いと思います。
『守護神伝』という曲名もまた凄い。
10. Save Us
疾走感全開!!!
疾走するワイルドでヘヴィなギターが超COOL。
そして、重厚感のあるコーラスが素晴らしい。
熱いギターソロで更に体がヒートアップ。
興奮が収まらないまま幕を閉じていきます。
おんすきの選曲
・Eagle Fly Free
・March of Time
・I Want Out
選曲の感想
・Eagle Fly Free
HELLOWEENの代表曲にしてジャーマンメタルの名曲。
ほとばしる疾走感の中で披露されるヴォーカル、ギターソロ、ベースソロ、ドラムソロの数々。
どのパートも熱くてテクニカル、しっかり聴かせてくれます。
そして、叙情的なヴォーカルメロディが素晴らしい!!!鳥肌が立った。
長めの楽曲時間ではあるが、このメロディを聴きたくて何度も再生してしまいました。
・March of Time
素晴らしい『泣き』のギターソロから曲が始まります。
イントロの時点から名曲の予感を感じさせてくれました。
突然と歪を効かせたギターサウンドが展開され、楽器隊が荒々しくなる。
この荒々しく疾走した伴奏と繊細なヴォーカルのメロディが見事に合致されています。
聴いていて悶絶するほどの絶妙なサウンドの組み合わせに脱帽!!!これが堪りません。
・I Want Out
HELLOWEENの代表曲。
ミドルテンポのジャーマンメタルナンバー。
強烈なインパクトを放つギターのリフが特徴的、この高音を効かせた爽快なリフが頭の中に刻まれていく。
情熱的で力強いサビのメロディに舌を巻く。
全体的にシンプルな曲構成かつ明快なサウンドのため、すぐ惹き込まれました!!!
ハロウィン・エクスパンディッド・エディション・コレクション 守護神伝-第二章
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以上、HELLOWEENのKeeper Of The Seven Keys Part 2の感想を記載させていただきました。
ではまた♪