豊田議員の元秘書が被害届 傷害などの疑いで捜査へ

豊田議員の元秘書が被害届 傷害などの疑いで捜査へ
自民党に離党届を提出した豊田真由子衆議院議員の元政策秘書の50代の男性が、ことし5月、議員から暴行を受けたとして、6日、埼玉県警に被害届を提出し、受理されたことが関係者への取材でわかりました。警察は、今後、議員本人からも話を聞くなどして傷害などの疑いで捜査を進めることにしています。
豊田真由子衆議院議員は、ことし5月、埼玉県内を走行中の車内でみずからの政策秘書を務めていた50代の男性を殴ったり、暴言を浴びせたりしたなどと週刊誌に報じられ、先月22日、党に迷惑をかけたくないとして自民党に離党届を提出しました。

この問題で、元秘書の男性が6日、埼玉県警に被害届を提出し、受理されたことが関係者への取材でわかりました。

元秘書の男性は、議員から殴られたり暴言を浴びせられたりしたと訴えていて、暴言を録音したテープや医師の診断書などを提出したということです。

警察は、今後、議員本人からも話を聞くなどして傷害などの疑いで捜査を進めることにしています。

豊田議員は厚生労働省の元官僚で、平成24年の衆議院選挙で衆議院埼玉4区に立候補して初当選し、現在2期目で、第3次安倍改造内閣では文部科学政務官などを務めました。