iPhone最新情報

iPhone SE/iPhone 7 ・7 Plus / MacBook Air / MacBook / MacBook Pro /iMac/iPad mini / iPad Pro/Apple WatchなどAppleの最新情報をお届けするITメディアです。

南国からの着信?+675で始まる番号からの電話に要注意。+675番号からかかってきた際の問題点や対応策まとめ。

لاتتصل لي ولاترسل حروفك

いつの時代も不審な電話というのは絶えないものです。今回も、そんな事例のご紹介です。

+675で始まる番号から着信が……!?

2017年7月3日から4日に掛けて、大手携帯電話会社3社では、以下のような内容の注意喚起情報を発表しました。

「+675」から始まる不審な国際電話の着信に関するご注意
「+675」から始まるパプアニューギニアからの不審な国際電話の着信が確認されています。着信履歴で、お心当たりのない番号への折り返し電話については、くれぐれもご注意ください。
パプアニューギニアへの発信は、平日の昼間の時間帯(午前8時~午後7時)は30秒ごとに68円、それ以外の時間帯は、30秒ごとに63円の通話料金となっており、通話料金が高額となる可能性がありますので、ご利用の際は、番号をよくお確かめのうえ、発信してください。
(引用元:WORLD CALLに関するお知らせ(通信障害等)2017年7月4日|NTTドコモ

上記はドコモの例ですが、内容に細かい違いはあれど、auとソフトバンクも概ね同じ内容の発表を行っています。また、格安SIM会社からも注意喚起が行われています。

IIJmio


マイネオ

上記は一例ですので、自分が使っているMVNOでも注意喚起がなされているかどうか、確認してみると良いかもしれません。

一体何が問題なのか?

今回の不審な電話の問題点は、(前述の引用部分にもあるように)その番号に掛け直してしまった際、高額な国際通話料をユーザーが請求される可能性があるということです。

もし掛けてしまった場合、掛かる通話料は携帯キャリアにより異なりますが、大手3社の場合は63〜249円/30秒と非常に高額。

「私は通話定額プランだから大丈夫!」

と思いがちですが、スマートフォンやガラケーの通話定額プランは”国際”電話は対象外となっているケースも珍しくありません。

気がついたら高額請求が来てびっくり!とならないように、注意と対策をきちんと行う必要があるでしょう。

有効な対策は?

現状では、「音声通話契約を切る(データSIMにする)」か、キッズ携帯のような発信制限機能をもった機種を使う以外に、物理的に被害を防ぐ対策は残念ながら存在しません。

ただ、小さなお子さんならともかく、普段仕事や生活でスマートフォンを使っている方には、こうした対策はあまり現実的とは言えないでしょう。

そこで今回は、普段からユーザーで出来る、簡単な対策をご紹介します。

こちらを参考に、ユーザー自身で意識を高め、少しでも被害に遭う確率を下げていくようにしましょう。

チェックポイント

知らない番号には折り返さない

仕事用のスマートフォンではなかなか難しいかもしれませんが、まず大前提として「知らない番号には折り返さない」という意識をもつのが基本です。

電話番号をGoogleで検索する

知らない番号から電話が掛かってきた時、ユーザーが出来る簡単な自衛策の1つが、電話番号をGoogleで検索する方法。

企業やお店などからの着信であれば、電話番号をGoogle検索するだけで、HPやWebの電話帳サイトの情報などが引っかかります。

また、セールスや迷惑電話などの電話番号の場合、Google検索することで、そうした電話番号をリスト化しているサイトなどが引っかかることもあります。

これは非常に簡単なので、おすすめですよ。

着信履歴から誤発信しないように気をつける

筆者も時々やってしまうのですが、スマートフォンの場合、着信履歴の画面を誤タップして折り返し電話をしてしまうこともあります。

誤タップは中々防げるものではありませんが、着信履歴を表示した時にいつもより注意して操作したり、知らない番号の着信履歴はすぐに削除するといった方法で、誤発信しないように対策を採ると良いでしょう。

まとめ:この機会に防犯対策を見直してみましょう

今回は携帯キャリア各社が発表した不審な電話に対する話題と、その対策について簡単に解説してみました。

便利さは、いつも危険性と紙一重です。読者のみなさんも、是非この機会に、日々の防犯対策について色々見直してみてくださいね。

以上「南国からの着信?+675で始まる番号からの電話に要注意。+675番号からかかってきた際の問題点や対応策まとめ。」でした。