特別警報中に不在 稲田大臣「速やかに戻れ問題なし」
稲田防衛大臣は、福岡県と大分県に大雨の特別警報が出されていた間、一時、防衛省を不在にしたことについて、防衛政策に関する勉強会に出席していたとしたうえで、「随時連絡を受け速やかに戻れる態勢を取っており、対応に問題があったとは考えていない」と文書で回答しました。
稲田防衛大臣は、防衛省の政務三役が福岡県と大分県に大雨の特別警報が出されていた間に40分程度、防衛省を不在にしたことに関して、記者団からの質問に対し文書で回答しました。
それによりますと、稲田大臣は防衛省を不在にした用件について、「政務として民間の方々との防衛政策に関する勉強会に出席していた」としています。
そのうえで「防衛省内には不在であったが、自分を含め、複数の政務三役が防衛省近くに所在し、秘書官から随時連絡を受け、速やかに防衛省に戻ることができる態勢をとっており、対応に問題があったとは考えていない」としています。
また防衛省は「災害時に、政務三役が常に在庁することを定めた規範は存在しておらず、それに関する記録はない」としています。
それによりますと、稲田大臣は防衛省を不在にした用件について、「政務として民間の方々との防衛政策に関する勉強会に出席していた」としています。
そのうえで「防衛省内には不在であったが、自分を含め、複数の政務三役が防衛省近くに所在し、秘書官から随時連絡を受け、速やかに防衛省に戻ることができる態勢をとっており、対応に問題があったとは考えていない」としています。
また防衛省は「災害時に、政務三役が常に在庁することを定めた規範は存在しておらず、それに関する記録はない」としています。
石破氏「あるまじきこと」
かつて防衛大臣も務めた自民党の石破前地方創生担当大臣は東京都内で記者団に対し、「防衛の仕事は、5分、10分の遅れが思わぬ結果を引き起こすことがあり、近くにいたから問題ないということではない。防衛省としてあるまじきことであり、原因を解明し、そういうことが二度とないようにすべきだ」と述べました。