官房長官「防衛省の政務三役が40分不在 対応問題なし」

官房長官「防衛省の政務三役が40分不在 対応問題なし」
菅官房長官は午後の記者会見で、稲田防衛大臣ら防衛省の政務三役が、福岡県と大分県に大雨の特別警報が出されていた間、40分程度、防衛省を不在にしていたことを明らかにしたうえで、随時連絡を受け戻れる態勢を取っており、対応に問題はなかったという認識を示しました。
この中で、菅官房長官は、記者団が、福岡県と大分県に大雨の特別警報が出されていた間、稲田防衛大臣ら防衛省の政務三役全員が一時、防衛省を不在にしていたのではないかと質問したのに対し、「きょう昼ごろ、防衛省の政務三役が40分程度、省内に不在だったということだが、稲田大臣も含めて複数の政務三役がすぐ近くに所在をして、秘書官から随時連絡を受けて、速やかに省内に戻る態勢だったということだ」と述べました。

そのうえで菅官房長官は、記者団が「自衛隊が豪雨災害の対応にあたる中、適切だったか」と質問したのに対し、「いずれにしろ、自衛隊は稲田大臣の指示に基づいて、被災者の救助、情報収集に全力であたってきており、その対応に問題あったとは考えていない」と述べました。