まだまだ続いている歴女ブーム。「色んなお城にお出かけしたり、大河ドラマが人生のバイブルです！」という歴女らしい女子をよく見かけます。
城＝戦国時代＝歴史！って感じですもんね。うんうん、分かる。すごく分かりますよ。

しかし！ですね、ここで私はあえて言いたいのです。

そこで満足して良いのですか？ と。
たった400年程度前のことで歴女の楽しみを終わらせてしまって良いのですか？ と。

古墳時代を愛している私からすると、『400年前なんてついこの間のことだ！更に1000年さかのぼればもっと楽しい時代が待っているのに…！』と言いたくなっちゃうのです。

…はい、そうです。戦国時代の人気に嫉妬しているだけです。
だからこそ、戦国時代好きなトレンディ歴女たちにも、古墳の魅力を知ってほしくてこの記事を書いています！
「古墳なんてぜんぜん興味ないよ」という方も、ちょっとだけお付き合いいただけないでしょうか。

そもそも瀬奈って誰？

古墳をこよなく愛する自称・墳女。イマドキ女子にも古墳の素晴らしさを知ってもらうためにメディアで古墳愛を発信中。
夢はコフレンド（古墳フレンド）の輪を世界に広げること。

 

古墳がステキな3つの理由

きっと「古墳」というと堅苦しいイメージを持っている方も多いと思います。
でも私は「今日帰りコフってく？」くらいのゆるいノリで古墳を楽しんでみてほしいのです。「丸くて可愛い」でも良いですし「自然があふれてて良いお散歩コースだ」でも良いのです！

もちろん古墳の背景にあるストーリーを深く考えても面白い。
昔すぎて謎がたくさん残されているからこそ、それぞれに色んな楽しみ方を与えてくれるのが古墳です。
ちなみに私は古墳にこのような魅力を感じております！

・【解明されてないことがまだまだたくさんあるミステリアスさ！！】
・【美しすぎる古代アート！！】
・【間近で古代のロマンが感じられる！！】

でもまだまだこんなものじゃございません。行けば行くほど新たな魅力に出会える。これも古墳の魅力の中の一つです！

 

古墳初心者におすすめしたい5つの入門用古墳

古墳に興味はあるけど、一体どこの古墳に行けば良いの？と思ってる方も多いはず！
そこで古墳初心者でも楽しめる古墳を５つご紹介します！！

古墳1. さきたま古墳公園（埼玉県）

9基もの古墳が点在するとても大きな公園です！そのうちの2基はのぼることも出来るので、古墳ビギナーでもちょっとした観光気分で楽しむことが出来ますよ♪

日本最大の円墳『丸墓山古墳』の頂上で、日本一と触れあっている自分に酔いしれてみてはいかがでしょうか！
「マイはにわ」を作れるはにわの館なんていうものもあるので、ぜひベストオブはにわを作って、みんなに自慢しちゃってくださいね♡

公式サイト：
さきたま古墳公園 – 埼玉県立さきたま史跡の博物館

地図：

古墳2. 五色塚古墳（兵庫県）

ここは何といっても古墳の上から眺められる景色が素晴らしい！
瀬戸内海と世界一長い橋『明石海峡大橋』が一望できるベストスポットなのです。
古墳に埋葬されている人が誰なのか解明されていないところなんかもミステリアスで大コーフン！！

公式サイト：
五色塚古墳｜神戸公式観光サイトFeelKOBE

地図：

古墳3. 多摩川台公園（東京都）

東京にも古墳があるなんて驚きですよね！ここには大きな前方後円墳が2つ、小さな古墳が8つもあるんです！
そして公園内にある古墳展示室では、実物大の古墳を再現したレプリカが展示されていて、触れたり中に入ったり出来るのがたまらなく楽しいのです！！
出土品もたくさん展示されているので、なんだか自分も古代人になったかのような気分が味わえちゃいますよ！

公式サイト：
大田区ホームページ：多摩川台公園古墳展示室

地図：

古墳4. 西都原古墳群（宮崎県）

なんとなんと！日本最大級の古墳群なのです！！
広すぎて歩いて周るのは大変なので、車でドライブ気分を味わいながら周ることをオススメします！

春は桜の菜の花、秋にはコスモスがキレイに咲くので、古墳×お花という最高の絶景を眺められるスポットでもあるのでデートにもオススメ。
参加型のイベントも定期的に開催されてるので、毎回違う楽しみ方ができるのも魅力のひとつ！

公式サイト：
特別史跡公園 西都原古墳群

地図：

古墳5. 石舞台古墳（奈良県）

教科書にものっている有名な古墳なので、見たことがある方も多いのでは？
この古墳はとても珍しいタイプの古墳！周りを覆っていた土が失われ、巨大な石を使って作られた横穴式石室が丸出し状態なのです！！
この石が人の力で運ぶには不可能というくらい大きいので、「どうやって作ったんだ!?」と昔の技術をあれやこれやと考えるのもまた楽しいですよ♪

公式サイト：
国営飛鳥歴史公園

地図：

 

おわりに

いかがでしたか？
この記事を見て少しでも古墳に興味を持ってもらえれば嬉しい限りです。
みんなで歴女ならぬ墳女の時代をつくりましょう！！