また馬鹿左翼が。数値で見てみる。比較は名目GDPのドル換算。この比較が適切かはともかくとりあえず。
主要国のGDPをグラフ化してみる(2017年)(最新) - ガベージニュース
アメリカはずば抜けている。一人勝ちと言ってもいいぐらい。そして中国の台頭も否定しがたい。しかしそれ以外の国と比べてそれほど悲観したものではない。ちなみに1980年代後半から1990年代前半に日本のグラフが急上昇してるのは円高のせいですな。2012年~2015年にグラフが下がってるのはアベノミクスで円安にしたから。何度も言うけど為替レートでのGDP換算は、為替レートに影響されすぎて、適切な比較にならない。
冒頭のGIFアニメで日本の面積がどんどん小さくなってるのは、中国の台頭によって世界の総GDPが増加したからで、別に日本のGDPが減ったからではない。まあ世界のGDPに占める割合は確かに減ってはいるけどね。
以前も述べたが日本は先進国で最初にデフレになった国。はじめのうちは日本固有の現象と思われていたけど、リーマンショック後は他の先進国も同じになってしまった。日本のGDP上昇が1990年代で頭打ちになってるが、ドイツ、フランス、イギリスも2000年代で上昇が止まってるよね。
一方GIF画像でヨーロッパの面積が縮小しないのは、ヨーロッパは先進国以外の国があるから。それらの国は1つ1つの国としては世界に占める割合は小さいけれど上昇は続いているわけで。
2番目の平均賃金のリスト。しかし失業率を無視してるんですよ。賃金というのは働いている人間が貰うお金だからね。失業率が高い国でも平均賃金は高くなる。日本は世界でも有数の失業率が低い国。それは日本の終身雇用制にあると思う。良くも悪くも簡単には解雇できないので、有能な人間も無能な人間も利益を分け合ってるわけですな。日本も無能な労働者を首にして失業させれば平均賃金は上がる。どちらが良い社会かは考え方による。
3番目。エストニアの人が日本の外食は安くて驚いたという。よくわからない。日本の外食が貧しいものなら同情されるかもしれないが、おいしいものが安く食べられるのは豊かな証拠だと思うのだけどね。何と比べて「安い」といってるのかだけど、自炊と外食の価格差がエストニアと比べてんに本は小さいってことなんじゃないですかね。んでそれがなぜ日本が貧しいことになるのか、さっぱりわからない。
なんども言うけどさぁ、日本に来てみたら「日本人はみな非常にみすぼらしい食事をしていた」というなら、「日本は貧しい」ということになると思うけど、なんでおいしいものが安く食べられることが「日本は貧しい」ことになるの?豊かな証拠でしょ?もし他所の国だと高い金を出さないと食べられない料理がタダで食べられる国があったら、その国はすごく豊かで夢みたいな国でしょ?