ハロー、ヴェポライザー。今回紹介するのは、加熱式タバコ「ヴェポライザー」です。
「ヴェポライザー」って何?って方がいると思いますので簡単に説明をいたしますと、成分が気化する200℃ほどの温度で、タバコ等を温めて喫煙する喫煙具です。燃焼を伴わないことから、一酸化炭素やタール等がほとんど発生しないということで、少しでも健康な状態で喫煙を続けたい人の間で日本でも密かな人気です。
この「HerbStick Eco」は中国のCiggo社の製品で、210℃の加熱まで対応し、一般的にはシャグ(刻みたばこの葉)を使うヴェポライザーの中で、5分の1程にカットした紙巻きたばこがそのままスポッと入るスグレモノなのです。
ガジェット系の箱としては段違いの高級感に負けじと、付属品も豪華。
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ハロー、ヴェポライザー!
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・本体
・吸口x3
・クリーニングナイフ
・クリーニングブラシ
・クリーニングモール
・充電ケーブル
などが附属。吸口にはタバコの葉を吸い込まないよう工夫が凝らされています。
本体の質感もしっかり。これは好感が持てます。さて、早速使ってみます。
この「HerbStick Eco」はカットした紙巻きたばこが使える内径なので、5分の1にカットしたタバコを入れます。紙巻きタバコ1本で、5回楽しめるのはポイントが高いのではないでしょうか?
もちろん「シャグ」を入れて喫煙するのがデフォなのですが、紙巻きたばこをカットしたもののほうがストンと排出できるので、掃除が楽になるんですよね。
と、いうことで投入してスイッチオン。
電源の入れ方は長押し。するとランプが白く光るので、その状態で2回ボタンを押すと、ランプの色がローテして温度が変化していきます。
温度は169℃から210℃まで6段階設定が可能です。
加熱が終了し、喫煙可能になるとランプが点滅から点灯に変わるので一服。
吸い心地はほぼ一般的な加熱式タバコ同等です。
ただし、本来フィルターをつけて吸うタバコを入れているので、いわゆる「ニコクラ感」や「キック」は強めかも。一言でいうと、かなり吸いごたえのある感じです。
「通」風にいうと「米バーのゴクッとした感じ」(米国バーレー種を吸った時に喉にゴクッとくる感じ)ってとこでしょうか。
一方、「加熱式タバコ」専用では無いタバコの葉を使っているので「煙」が非常に少ないです。
目をつぶって吸っている分には十分満足なんですが、煙が少ないとやっぱり満足度が下がります。
そこで登場するのが「リキッド」。この「リキッド」を2〜3滴垂らすと「IQOS」以上の煙量を楽しめるわけです。
メーカー非推奨なのですが、「ヴェポライザー」ユーザーには定番の「裏ワザ」です。今回は質の高さに定評のある海外ブランド「Halo Cigs」のリキッドを使ってみました。このリキッドは100%PGで、フレーバーに癖がないタイプです。
この「リキッド」とは「VAPE」いわゆる「電子タバコ」に注入する用のフレーバーがついた液体で、植物由来のVG(ベジタブルグリセリン)と化学的に合成されたPG(プロピレングリコール)があるのですが、今回の用途に使うのであればベタッとしたVGよりもサラッとしたPGの方が良いかもしれません。
そして再挑戦。うん。煙しっかりでます。
IQOSを吸っている友人と並んで吸いましたが倍は煙(ミスト)が出ています。
バッテリーの動作可能時間は100分、中身のタバコを入れ替えればチェーンスモークも可能です。本体カラーは黒・シルバー・紫・青・赤の5色。
一般的な「加熱式タバコ」はなんか物足りない、かといって「VAPE」は本格的にやるのはめんどくさそう。
そんな人達の間で日本でもブームの兆しの「HerbStick Eco」のレビューでした。