原鉄道模型博物館(横浜市)は開館5周年を記念して「原鉄模型スクール」の開講などの記念行事を始める。創設者の故原信太郎氏がこだわった、実際の電車や機関車の構造や材料を細かく再現した模型づくりを学ぶ。原氏が集めた海外の鉄道関係の書籍や設計図面も特別展示する。
スクールの対象は中学生以上で定員は10人。第1期は9月10日~11月26日の日曜日に10回開く。15日から募集を始める。受講料は1万円で材料費は別。
同博物館は元コクヨ専務で生涯に約6000両の鉄道模型を製作・収集した原氏のコレクションの一部を収蔵する。世界最大級のジオラマで鉄道模型を操作できる展示などが人気を集める。2012年7月10日に開館した。