標準治療を遅らせた? 海老蔵“スピリチュアル信仰”の是非
医師の米山公啓氏がこう言う。
「代替医療に頼る前に、医師を訪ねセカンド、サードオピニオンに回るべき。医師の意見をたくさん聞くことで治療法を考えれば、もう少し考え方も変わったかもしれません。患者さんの年齢に関係なく、腫瘍はとにかくより早く取り除くことが生存率を高めます」
海老蔵は風水や占いにも傾倒。2カ月前には東銀座のパワーストーンショップを訪れていたことも報じられており、普段から信心深いことで知られていた。
芸能リポーターの川内天子さんはこういう。
「麻央さんは乳房を失うこと、抗がん剤治療をしたらしばらくは子供を産めなくなることに躇躊されたのではないでしょうか。有名人だけにたくさんの情報が入り、高額な民間療法もかなえられるお金もあるからこそ、選択肢が多かったのかもしれません」
藁にもすがる気持ちはわかるが、民間療法やスピリチュアルでは、やはりがんは治らないのだ。