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今回は「太れないには」のご案内です。
太りたいけど太れないといったお悩みの方も、いらっしゃるようで、やせたい人にとっては、うらやましいような悩みです。
生まれつき、やせたタイプの人は見た目にも弱々しく見えますが、高血圧症、糖尿病、狭心症などの病気が少なく、心筋梗塞などによる死亡率も低い、との統計がでているとされています。
このような人は、わざわざ太る必要はありませんね。
病気が原因で太れない、といった場合には、病気を治すことが先決です。
しかし、病気とはいえないまでも、胃腸が弱くて太れないといった場合には、食生活を見直して、栄養バランスのとれた、消化吸収のよい食事をとると、体力もつき、少しずつ体重も増加するのではないでしょうか。
ここでは滋養強壮や内臓によいといわれる、食べものをご紹介します。
滋養強壮によい
ヤマノイモ
ヤマノイモは滋養強壮によいとされる食べものです。
しかも消化を助け、下痢を止める効果もあります。
漢方薬では山薬といって、強精強壮剤として使われています。
ヤマノイモやゲンマイなどを使って、お粥をつくって食べると、からだによいといわれています。
また、やまのいも粥は消化に優れており、すくなくとも週に一度食べると、しだいに体力がついて、太れるようになるといわれています。
中国の「神農本草経」(古い医学書)には、
ヤマノイモは、
”「脾胃(ひい)の傷(やぶ)を主り(つかさどり)、虚弱を補い、寒熱の邪気を除き、気力を益し、肌肉を丈夫にする」”
と記されています。
自然薯
栄養的に優れた
ゲンマイ
ゲンマイに豊富に含まれるビタミン、ミネラルは、内臓を丈夫にしてくれるといわれています。
ゲンマイを毎日食べていたら、虚弱体質が治ったといったこともよくききます。
栄養的に優れたゲンマイですが、唯一の欠点といえば、消化がよくないことです。
胃下垂などで胃弱の人には、むかないので控えたほうがいいでしょう。
ゲンマイと一緒に用いるおすすめの素材
枸杞子
枸杞子は昔から不老長寿の薬として知られています。
中国の「神農本草経」にも
枸杞子は、
”「久しく服すれば筋骨を堅くし、身を軽くし老いず、寒暑に耐える」”
と書かれています。
これらのことから枸杞子は、からだを丈夫にしてくれる生薬といえそうです。
干貝(干し貝柱)
干した貝柱も、滋養強壮の効果が高い食べものの一つです。
鶏肉
鶏肉を食べると、おなかが温まり気力が充実して、精力を強めてくれるといわれています。
病後などの体力回復や太れないときにもよく、食べると胃がもたれる人にも、おすすめの食べものです。
以上が「太れないには」でした。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。