2014年は、和楽器を使用した『和楽器バンド』が活躍した1年でした。そのようなオリジナリティーの高いバンドが活躍した1年には、どのようなヒットソングが登場したのか?数多くあるヒットソングから厳選して、10曲まで紹介しましょう。
- No.1:和楽器バンド「華火」
- No.2:関ジャニ∞「オモイダマ」
- No.3:三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」
- No.4:miwa「Faith」
- No.5:西野カナ「Darling」
- No.6:椎名林檎「NIPPON」
- No.7:凛として時雨「Enigmatic Feeling」
- No.8:KARA「マンマミーア」
- No.9:ゆず「ヒカレ」
- No.10:中島美嘉×加藤ミリヤ「Fighter」
- 2014年のヒットソングのまとめ
No.1:和楽器バンド「華火」
和楽器バンドは、和楽器(尺八・三味線・箏・和太鼓)とギター・ベース・ドラムなど和とロックを融合したバンドになります。日本国内でも圧倒的な人気を誇っていますが、海外ではそれ以上で、和楽器バンドの代表曲である『千本桜』はYouTubeで6100万回以上を記録しています(2017年6月時点)。
その和楽器バンドが初めて発売したシングルが『華火』です。この華火では抑えようのない愛や欲望が火華のようにハジけていく事を歌った曲になります。
No.2:関ジャニ∞「オモイダマ」
関ジャニ∞の『オモイダマ』はTV番組で放送された『熱闘甲子園』のテーマソングになった曲です。私は今まで様々な甲子園のテーマソングを聴いた事がありましたが、この曲ほど高校野球に合ったテーマソングはないなと思いました。
特に高校球児達が、甲子園で活躍するために長い間に渡って努力してきた所
を歌っていたり、甲子園で行われる野球の状況を見事に歌いきっている歌詞などは見事の一言に尽きますね。ただし残念ながら、iTunesではオルゴールしか見つからなかったので、オルゴールで紹介させていただきました。
No.3:三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの 『R.Y.U.S.E.I.』は、流星のように限られた短い時間(人生)だからこそ、後悔しないように夢を掴もうとする曲になっています。確かに人生は一瞬ですから、好きな事を目指して努力するのが一番ですが、それがなかなかできないのが人間というものです。しかし、その一歩が踏み出せない場合にはR.Y.U.S.E.I.を聴いてみて、夢を目指してみるのも悪くないでしょう。
No.4:miwa「Faith」
miwaさんの『Faith』は、CM『ユーキャン』に採用された曲で、夢を目指すべきか悩んでいるぐらいなら進めば良いと背中を押してくれる曲になります。歌詞の世界としては、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの 『R.Y.U.S.E.I.』と似ているかもしれませんね。
ただし歌詞の内容や曲調が違っているので、やはり全く違う魅力を感じます。正直な話ですが、どちらを3位にすべきか悩みましたが、ちょっと男くさい三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのほうが親近感や現実味があって、このような順位にしました。それは私が男性というのが大きく関係していて、女性が選ぶ場合には順位が逆になる場合もあるでしょう。
No.5:西野カナ「Darling」
西野カナさんの『Darling』は、愛する夫のダメな所に不満を抱きながら、理想とかけ離れた人と一緒になった事を不思議に思ってしまう女性の気持ちを歌う曲になります。この曲に登場している女性は、少し不満のある毎日でも、このような毎日が幸せなのかなと少し納得しています。
そのため、結婚をして旦那さんに対して不満を抱いてしまって、少し気分を変えたい時に聴くのにピッタリな曲でしょうね。
No.6:椎名林檎「NIPPON」
椎名林檎さんの『NIPPON』は、NHKのサッカー番組に使用された曲です。ただしサッカーをする方を応援するだけではなく、日本を応援するような曲になっています。この辺りはサッカーが国を代表して世界と戦うスポーツになっている事が大きく関係しているのでしょう。
No.7:凛として時雨「Enigmatic Feeling」
凛として時雨の『Enigmatic Feeling』は、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス2』のオープニングテーマになった曲です。Enigmatic Feelingは、少し狂気を感じる歌になっていて、 大切な存在を奪われてしまって頭が狂いそうになる者の悲しい叫びを歌い上げる曲になっています。
No.8:KARA「マンマミーア」
KARAの『マンマミーア』は、今までの可愛らしいダンスから打って変わって、大人っぽい女性の魅力を引きだすような『ワッキングダンス』が取り入れられています。
私はどちらかと言えば、可愛らしいダンスのほうが好きなんですが、KARAのメンバーも年齢を重ねていけば、そういう訳にもいかないので仕方のない部分かもしれません。
No.9:ゆず「ヒカレ」
ゆずの『ヒカレ』は、若い頃に夢を目指していたのに叶わないと思って、夢を諦めて生きてきたけど、再び夢を目指していた自分に戻ろうとする曲になります。 夢を諦めてしまった者に向けた曲なので、どちらかと言えば20代に向けた曲というよりは、30代や40代の方に向けた曲と言えるでしょうね。
No.10:中島美嘉×加藤ミリヤ「Fighter」
Fighterは、中島美嘉さんと加藤ミリヤさんのコラボレートシングルという贅沢な曲になっています。さらにFighterは映画『アメイジング・スパイダーマン2(日本語吹き替え版)』のテーマソングに起用された曲です。
大切な人が戦いに向かう中でも、心の中では泣きながら見送ろうとしている者の気持ちを歌っています。そして戦いに出かけても、愛する人がいつか笑顔で戻ってくる事を願う曲でもあります。
2014年のヒットソングのまとめ
時代が変わってきた事もあって曲の人気を測る方法が、CDの売り上げだけではなくて、YouTubeのアクセス数やiTunesのダウンロードなど多様化してきました。そのため、どの曲が本当にヒットしているのか分かりづらい時代になってきました。
実際に和楽器バンドの曲は、YouTubeのアクセスは圧倒的な数字を誇っています。そのためCDだけ多く売り上げている曲が、本当に大勢の方たちから支持されているのか?その信頼性が揺らいでいる時代に突入しているとも言えるのです。