積み立て投資は長期間にわたる「我慢力」が求められる

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積み立て投資は「我慢力」が求められるという記事が NIKKEI STYLE に掲載されています。まったくもって、そのとおりだと思います。

積み立て投資 成否分ける悲観相場で続ける「我慢力」|マネー研究所|NIKKEI STYLE 積み立て投資 成否分ける悲観相場で続ける「我慢力」|マネー研究所|NIKKEI STYLE


ここのところ相場が良いので、インデックスファンドに積み立て投資すれば、楽勝で儲かるというような風潮を感じています。

それは半分正しいかもしれませんが、半分間違っていると思います。

なぜなら、長い間投資を継続していれば、その間に数年にわたって損失状態が続くことはごくふつうにあり、我慢する必要があることを、見落としているからです。

上記の NIKKEI STYLE の記事では、たいへん興味深いグラフが掲載されているので、最近の上げ相場でノリノリになっている投資家は刮目していただきたい。

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積み立て投資 成否分ける悲観相場で続ける「我慢力」|マネー研究所|NIKKEI STYLEより引用)

このグラフは、世界株式(MSCIコクサイ・インデックス)に積み立て投資した10年後と2016年末時点の損益の推移です。

注目すべきは、10年間積み立て投資した場合の水色の棒グラフです。10年間積み立て投資しても、結果マイナスになっている年が13年中、4年もあります。

これは私の実感とも合致しています。

私の約15年のインデックス投資期間のうち、約5年は損益はマイナス状態でした。マイナス状態の期間に、積み立てをやめてしまったり、投資自体をやめてしまえば、儲かるものも儲かるはずがありません。

約5年にわたるマイナス状態の時に、こつこつ安値で仕込み続けてきたからこそ、上げ相場で一気にプラス圏に突き抜け、現在は大幅なプラスになっています。大幅なプラスと言っても、投資期間を均すと、年率ではおおむね期待リターン(年率4~5%程度)となっています。

今後の相場環境がどうなるかはわかりません。また、リーマン・ショック級の暴落相場が来ることも十分考えられます。

その時に考え方がグラつかないように、積み立て投資の期待リターンのプラス分を抽出するのには長期間が必要になること、数年のマイナスにも耐える必要があることを、あらためて肝に銘じたいと思います。

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