挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レベル1だけどユニークスキルで最強です 作者:三木なずな

第二章

117/117

117.究極の壁

 ダンジョン協会、応接室。
 そこで俺と向き合うクリントは、神経質そうに角砂糖をガリガリかじっていた。

 部屋に入って来た時にガリガリ、秘書に何かを告げた後もガリガリ、ソファーに座り込んでもガリガリ。
 齧歯類の如く、大量の角砂糖をかじり続けた。みてるこっちが胸やけ死そうなくらいの量だ。

「すごい食べるな」
「見苦しいところを見せてすまない」
「アルセニックが死ぬ、とやらに関係してるのか?」

 クリントははっきりと頷いた、その間も角砂糖をガリガリ。

「話を聞かせてくれ。なんでダンジョンが死ぬって分かったんだ?」
「……やはりサトウに話を持ちかけて正解みたいだ」

 クリントはしばらく俺をじっと見つめたあと、ため息交じりに口の中の角砂糖を丸ごと呑み込んで、言った。

「なんでだ?」
「今の質問だ。ダンジョンが死ぬ事をはっきりと分かって、それを疑問にも思っていない」
「……それはこの世界のルールだからだろ?」

 すっとぼけてみせた。
 ある意味うかつだった。おれがその事を――ダンジョンが死ぬという表現を不思議に思わないのはアウルムとニホニウムを知っているからだ。
 だから当たり前のように、「ダンジョンが死ぬ」を受け入れた。
 だが。

「それなら、ブラッディレインの事も知っているはずだ。それを知らずにダンジョンが死ぬという事を知っている人間はいない」
「ブラッディレイン……血の雨か?」
「そうだ。ダンジョンが死に瀕したときにダンジョン内で起こる現象だ。まるで血のような雨が降る、ただしそれは触れる事が出来ない、ビジュアルのみの雨だ」
「ダンジョンスノーみたいなものか」

 頷くクリント。

「ブラッディレインとダンジョンの死は二つでセット、どっちか片方だけど知っていると言うことはあり得ない」
「そうか」
「やはりサトウは不思議な人間だ。今、アルセニックの死を止められる人間がいたとしたら、サトウ、あんただろう」

 何故アルセニックの死を止めなくていけないのか、は聞くまでもなかった。
 あらゆる物がダンジョンからドロップするこの世界で、ダンジョンは街の税収に大きく関わってくる。
 ダンジョン協会長たるクリントがアルセニックの延命を図るのは当然のことだ。

 一方で。

「普通は出来ないのか」
「……ああ、今まで一度たりとも」
「分かった」

 俺は立ち上がり、ドアの方に向かった。

「やってくれるのか?」
「保証は出来ないが、心当たりを当たってみる」
「ありがとう! 本当にありがとう!」

 クリントは立ち上がって俺を追いかけてきて、手をとって何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

     ☆

 アルセニック、地下一階。
 足を踏み入れた俺はその光景に驚いた。

 ブラッディレイン、文字通り血の雨だ。
 ダンジョンスノーがゆらゆらと降ってきてある種の幻想的な景色になっているのとは裏腹に、雨――水のように振ってくる赤いそれはおどろおどろしい雰囲気を出していた。

 唯一の救いは、それはダンジョンスノーと同じ、物理的な影響をこっちに与えないこと。

「まずはアルセニックに会わないとな」

 そう言って、俺は振り向いた。
 振り向いた先に四人の女の子がいた。

 エミリー、セレスと、イヴ、アリス。

 亮太一家の面子がココに集結していた。

「会うにはどうしたらいいです?」
「はっきりとは分からないが、アウルムやニホニウムの事を考えると、ダンジョンを全攻略して最下層でレアモンスターを倒せば道がひらかれるはずだ」
「最下層のレアモンスター……地下三十階のアブソリュートロックのことね」
「知ってるのかセレスト」
「ええ、大分やっかいな相手よ。攻撃してこないのはアルセニックモンスターそのままだけど、とにかく硬くて、まともに倒せた冒険者は今までにいないらしいわ」
「名前の通り究極って訳か」

 そんな相手を俺は倒せるのか? ……いや。

「今はとにかく潜るのが先だ」
「うさぎたちは何をすればいいの?」
「攻略を手伝ってくれ。最悪俺一人で全階層攻略しなきゃならないかもしれないけど、もしかしたら手分けして攻略してもいけるかもしれない」
「アウルムの時と同じだね!」
「そういうことだアリス。って事で」

 俺は四人を見つめた。

 ハンマーを担いでる小柄なエミリー。
 長い髪にモデルスタイル、血の雨の中でも妙に様になるセレスト。
 自前のうさ耳にバニースーツのイヴ。
 肩に三体の仲間モンスターを乗せているアリス。

 四人を見つめて、頭を下げた。

「俺に力を貸してくれ」
「任せるのです」
「リョータさんのためなら、な、なんでもするわ」
「ニンジン、山盛りと舟盛りで」
「ファミリーの総力戦だね! うーん、わくわくするな」

 四人はそれぞれの言葉で応えてくれた。
 この世界に来てから出来た仲間たち。
 それが心強くて、嬉しかった。

     ☆

 アルセニック、地下15階。
 全三十階のダンジョンを、エミリー、セレスト、イヴ三人が上の15階を攻略して、俺とエミリーで下の15階を担当する事にした。

 降りて、モンスターと出会った瞬間火炎弾と冷凍弾の融合、消滅弾でモンスターを倒した。

 アルセニックの岩モンスターは無限雷弾よりも消滅弾の方が聞いた。

 一発で倒して、ドロップした花を魔法カートに放り込んで、家に居るエルザにすぐに送る。

 攻略、がどういう条件判定なのかは知らないが、倒す、ドロップする、査定して売る。というのを仮説でワンセットにしてそれを行った。

「アリス!」
「うん! 下の階はこっち!」

 アリスに来てもらったのは、おれがアルセニックを攻略してなくて、階層の事をまったく分かってないからだ。
 モンスターを瞬殺しても下に行くまでに時間をかけては意味がない、だからアリスに一緒に来てもらった。

 ダンジョン生まれのアリスの案内で進み、すぐに16階に降りてきた。
 血の雨の中でびくりとも動かない岩を消滅弾でまた瞬殺、ドロップした花を魔法カートで送って、更に進む。

 アルセニックはある意味「攻略」から遠いダンジョンだ。

 でっかい岩、小さい岩。
 飛んでる岩埋まってる岩透明の岩。

 様々な岩があるが、全部に共通して「動かない」岩ばかりだ。
 そいつらを見かけたそばから消滅弾で倒して、一気に駆け下りる。

 アリスの案内もあって、あっという間に地下30階にたどりついた。
 そこであたりにゴロゴロ転がってる岩を消滅させると。

「リョータ! あっち!」

 気配にいち早く気づいたアリスが反対側を指した。
 血の雨の中、岩がぽつりと佇んでいた。

 まわりの岩よりも一回り小さい、変哲のない岩。
 が、「違う」のは明かだ。
 そしてダンジョンの中で違うということの可能性は二つ、まわりがまだいると言うことはその可能性は一人に絞られる。

 アルセニック地下三十階、レアモンスター・アブソリュートロック。

「頑張れリョータ! あれを倒せばきっといけるよ」
「いけるか?」
「うん、いける!」

 アリスの迷いのない返事。
 ただの励ましとも違う、ダンジョン生まれでダンジョンのあらゆる事を感じ取れる彼女はきっと何かを感じとっている。
 だからこれほど迷いなく言いきれるんだ。

 俺に心強さを与えた。

 一歩踏み出し、銃を構える。
 強化弾マシマシの火炎弾と冷凍弾を撃った、途中で弾丸が融合して、全てを呑み込む消滅弾になった。

 消滅弾は着弾、まわりの空間を呑み込む黒い球体になった――が。

「き、きかないの?」
「そうみたいだ」

 眉をひそめた。
 今まで全てを呑み込んできた黒い球体は、逆に自分が呑み込まれて月食のような形になってしまった。

 弾が消えた後、アブソリュートロックは変わらない姿でそこにいた。

「リョータ、大丈夫?」
「……いろいろやってみる」

 アブソリュートロックにむけて色々うった。
 マシマシの雷弾、貫通弾、追尾弾、単体の火炎弾に冷凍弾。
 まさかと思いつつ変化球の回復弾に拘束弾、融合した睡眠弾も撃ってみた。

 火力が高すぎてただの通常弾も撃ってみた。

 全部ダメだった。
 あらゆる弾丸を撃ち込んでも、アブソリュートロックはびくりともしなかった。

「ヨーダさん!」

 声に振り向く、上の階の攻略を任せたエミリーと、セレストとイヴが駆けつけてきた。

「上は終わったのです」
「あれがアブソリュートロックなのね」
「どいて、うさぎがなんとかする」

 イヴはそう言って、アブソリュートロックにゆっくり進んでいった。
 右手を振り上げる、今までで一番遅い――早すぎて逆に遅く見えるチョップを叩き込んだ。

「……痛い」

 アブソリュートロックはびくりともしなかった、逆にイヴの手がぐちゃ! って音を立てて血まみれになった。

 イヴは眉一つ動かさず痛みを見せないが、逆に落胆の色が見えた。
 彼女に回復弾を撃って、手を治す。

「私がやってみるです」

 エミリーがハンマーを引いて、アブソリュートロックから距離をとった。
 たっぷりと離れたところで身を翻し、岩に向かってダッシュしていった。
 目一杯助走をつけてから飛び込んで、巨大ハンマーを振り下ろす。

 イヴとは正反対の、パワフルな一撃。
 洞窟が揺れた、たっていられない程の大揺れだ。

 が。

「び、びくりともしないです」

 アブソリュートロックはやはり傷一つつかない。

「……ねえリョータさん、前に言ってた金属疲労、というのは?」
「熱してから冷やすのか」
「うん、あれならどうかしら」

 魔法使いらしい着眼点で指摘するセレスト。

 銃に弾を込めなおした。
 それぞれに強化弾をマシマシで、火炎弾と冷凍弾を込める。
 消滅弾と同じこめかただが、同時にじゃなくて順番でうった。

 業炎が岩を包み、その直後に冷凍弾で一気に冷やす。
 それに合わせてイヴが更に飛び込み、超スローチョップを放つ。

 やはりダメだった、岩はびくりともしなかった。

「この子すごい……全然びくともしない」
「知識で『硬い』のは知ってたけど、ここまでだとは」
「このままじゃまずいのです、このモンスターを倒さないと先に進めないです」
「……ニンジンだったらかじれるのに」

 仲間たちが困り果てた。
 まったく動かない、その気になれば悠々と逃げられるモンスターだが、その硬さは今までの相手でダントツに最強だった。

 あらゆる手を尽くしても割れない、もはやどうしようもないのか。

「――っ!」

 ふと、岩が泣いてるように見えた。

 物理的になんの干渉もしないはずのブラッディレインの中、それがまるで岩の体に流れて、顔が血の涙を流している様に見えた。

 それはまるで、アルセニックの顔、その心。
 俺にはそう感じた。

「ヨーダさん?」

 岩に向かっていくおれに驚くエミリー。
 銃をしまった。そんなものはきかない。

 岩の前に立って、目を閉じて一つ深呼吸。

 拳を握って――思いっきり殴った。

 パンチは効かなかった、ヒビどころか、かけら一つ出来ない。
 それでも殴った。
 殴って、殴って、殴り続けた。

 まるでとてつもないもの――山そのものを殴っているかのような手応え。
 それでも思いっきり殴った、殴り続けた。

 俺の最大の武器はこれだ。
 転移者として一段階、ニホニウムに鏡を捧げて二段階。

 通常の人間よりも二段階限界突破した、力SSが俺の最大の武器だ。

 一心不乱になんぐり続けた。

「頑張るのです!」
「リョータさん頑張れ!」
「ふれー、ふれー、て・い・れ・べ・る」
「あたし達がついてますよ!」

 仲間たちの声援を背に受けて、とにかく殴り続ける。

 どれくらい殴ったのか分からない、でも、殴り続けた。
 途中で、岩の涙が止まったから。

 いつも無表情でこっちを見てくるだけの岩、アルセニックのモンスター。
 その顔が、微かに笑っているように見えたから。

 だから殴り続けた。

 やがて。

 ――ビシッ!

 アブソリュートロックがひび割れ、拳が岩に突き刺さったのだった。
下の同時連載も読んでくれたら嬉しいです。
【新連載はじめました】
↓をクリックでページに飛べます。
『スライムの皮をかぶったドラゴン~最弱のフリして静かに生きたい』

リンク


 こちらも面白くできてると思いますので是非読んでみて下さい。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部)
  • 11206 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全370部)
  • 15907 user
  • 最終掲載日:2017/07/03 21:08
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃ですが? 本当に最強なら、戦いにすらならない! 全ての敵が即死する、超お気楽異世界召喚コメ//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全84部)
  • 9632 user
  • 最終掲載日:2017/06/17 18:45
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全290部)
  • 9666 user
  • 最終掲載日:2017/07/03 18:55
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~

 スキルを奪って成り上がれ!!  武術の天才――近衛悠斗が召喚されたのは、奴隷たちが売買される異世界であった。  悠斗はそこで倒した魔物のスキルを奪い取る《能力//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全217部)
  • 9509 user
  • 最終掲載日:2017/07/05 05:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全101部)
  • 11063 user
  • 最終掲載日:2017/07/02 11:09
村人ですが何か?

飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全90部)
  • 9646 user
  • 最終掲載日:2017/07/05 03:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部)
  • 9877 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全159部)
  • 11521 user
  • 最終掲載日:2017/07/04 19:55
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全499部)
  • 10107 user
  • 最終掲載日:2017/06/22 23:05
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全158部)
  • 13308 user
  • 最終掲載日:2017/07/02 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全272部)
  • 13967 user
  • 最終掲載日:2017/07/01 18:00
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全375部)
  • 9960 user
  • 最終掲載日:2017/07/02 11:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全219部)
  • 10577 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 21:22
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1418部)
  • 10407 user
  • 最終掲載日:2017/07/05 18:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全172部)
  • 9398 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 23:35
寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない

異世界の神が行った儀式に巻き込まれ、鳥海栄司は異世界に転移してしまう。儀式を行った異世界の神は転移に際し栄司の可能性の具現化であるクラスを引き出そうとするが、普//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全132部)
  • 9715 user
  • 最終掲載日:2017/06/11 10:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全131部)
  • 11708 user
  • 最終掲載日:2017/07/03 20:02
くじ引き特賞:無双ハーレム権

商店街でくじを引いたら、特等賞で異世界にいける権利をもらった。 さらにくじを引いたら、出てきたのは用意した側も予想外のチートスキルだった。 うるさいヤツは黙らせ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全236部)
  • 9452 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 23:42
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全205部)
  • 10783 user
  • 最終掲載日:2017/07/04 00:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全364部)
  • 10329 user
  • 最終掲載日:2017/07/05 12:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 10480 user
  • 最終掲載日:2017/03/23 20:00
カット&ペーストでこの世界を生きていく

成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。 主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。 そんなありきたり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部)
  • 10832 user
  • 最終掲載日:2017/07/04 06:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部)
  • 11654 user
  • 最終掲載日:2017/05/16 04:45
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部)
  • 11104 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 18:48
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全808部)
  • 9767 user
  • 最終掲載日:2016/11/16 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部)
  • 11567 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全531部)
  • 13183 user
  • 最終掲載日:2017/07/02 18:00
↑ページトップへ