いちもくサン

3歩歩いたら忘れちゃうから、1度に3つずつ書いていくよ。

コーチングを頭で理解するだけでなく、実践に結びつけるのに役立った本13冊

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やあ、いちもくだよ。

10年位前に、コーチングというものを初めて知ったんだ。

コーチング - Wikipedia

僕がコーチングと出会ったのは、会社で行われた管理職研修なんだ。

最初は、何か怪しげな自己啓発セミナーの類かと思って身構えていたんだけど、受講して分かったのは、コーチングっていうのは素晴らしいコミュニケーションの技術だったということなんだ。

僕は社会人になってから、ずっと営業の仕事をしているんだけど、コーチングを学ぶまではコミュニケーションにテクニックがあるなんて考えたことがなかったんだ。

ちゃんとしたコーチングスキルを身に付けた指導者から受けるレッスンは、凄く面白かったよ。

そんなコーチングと初めて出会ってから今日までに、会社の研修でコーチングを学ぶこともあったし、独学で勉強も続けてきたんだ。

コーチングは、後輩や部下の指導だけでなくて、子育てにも役立つテクニックだね。

僕は読んだ本を記録し続けているんだけど、

bookmeter.com

これまで読んできたコーチングの本は、全部で64冊あったよ。

その中でも、コーチングを頭で理解するだけじゃなくて、実践するのにとっても役立った本があるんだ。

 

 

 

 

目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか?

 

この本を初めて読んだときは、本当に目からウロコだったよ。

僕の好きな映画のセリフに「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」ってのがあるんだけど、コーチングにおいても、理論と実践は全然違うものだと思うんだ。

この本は、事例別にコーチングが上手くいかない理由とその対策を教えてくれるよ。

コーチングを、自然と日常生活の中に取り入れたいという人には是非読んでほしい1冊だね。

コーチングは「指導」ではなく「カウンセリング」なんだという事がよく分かる本だよ。

 

 

コーチング・バイブル 本質的な変化を呼び起こすコミュニケーション

 

コーチングの大ベストセラー本だね。

傾聴・直感・好奇心・行動と学習・自己管理という、コーチングに必要な5つの資質について学べる本だよ。

コーチとしてクライアント(部下)へどう向き合うか、そして向き合う際に自分の内面の状態をどう保つかということに気づかせてくれる本なんだ。

コーチングについて身につけるべき必要なことが、ほとんど書かれているんだ。

特に、巻末のツールキットは役に立つと思うよ。

 

 

この1冊ですべてわかる コーチングの基本

 

題名通り、コーチングの基本が学べる本だよ。

そもそもなぜコーチングというものが必要なのかという部分から解説されているんだ。

コーチングの基本と題して、コーチが持つべき視点、コーチング・プロセス、具体的技術など各章視点を変えて分かりやすく解説されているよ。
実際のコーチング事例や質問例もあって、すぐに応用できる内容なんだ。
丁寧で分かりやすい解説だから、とっても読みやすいよ。

 

 

コーチングのすべて その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで

 

帯に書かれた本の紹介文をそのまま引用させてもらうと

著書累計150万部、60カ国6000人のコーチを輩出した世界的権威の叡智を一冊に凝縮

した本だよ。

具体的な実践方法に取り組む前に、まずはコーチングを体系的に知りたいという人におススメだね。

 

 

コーチング・マネジメント 人と組織のハイパフォーマンスをつくる

 

コーチングは「ともに歩むもの」、ティーチングは「教えるもの」って部分が印象的な本だったよ。

この本1冊あれば、コーチングの全体像を学ぶことができると思うよ。

そして、この本を読むこと自体もコーチングを受けているようなものなんだ。

自分の場合だったらどうなるだろう、っていうのを想像しながら読み進められるんだ。

 

 

図解コーチングマネジメント

 

1つ前に紹介した『コーチング・マネジメント』を図解した本なんだ。

『コーチング・マネジメント』に比べると本が薄いけれど、内容は詰まっているよ。

文章でじっくりコーチングを理解するよりも、図で直感的に理解したいという人にはお勧めの本だね。

『コーチング・マネジメント』を解説する際に書いた、黒板やホワイトボードを見ているような感じかな。

 

 

子どもの心のコーチング

 

ビジネスだけでなく、子育てにもコーチングは役立つということを学べる1冊だよ。

本当に子どもの自立を促すためには、コーチングをどう活かせばいいかを解説してくれているんだ。

2007年に初版が発行されて以来、ずっと売れ続けている人気の子育て本だよ。

最後の部分は、思わず胸が熱くなっちゃったんだ。

 

 

子育てコーチングの教科書

 

この本も面白いね。

母親目線で書かれた、子どもへのコーチング方法について解説された本なんだ。

この本を読むと、コーチングは子どもが成長するだけでなく、親も一緒に成長できるものだと気付かされたんだ。

 

 

叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング

 

子どもを大きく4つのタイプに分けて、タイプ別の接し方が解説されているんだ。

最初に読んだときは、子どもの個性をたった4つに分けるなんて、少し大雑把な気がしたんだけど、読んで納得だったよ。

同じ年代の子どもと比べながら子育てすることが、いかに無意味なことかに気づかされたね。

 

 

コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

 

僕は人を褒めるのが苦手なんだ。

なんだか恥ずかしいし、ゴマすりのように受け取られるんじゃないかと、変に気を遣っちゃうんだよね。

この本の題名には「ほめる」技術とあるけれど、人は何か目的がある際に他人を「ほめる」のかもしれないね。

例えば、人を動かしたいときとかね。

いろんな事例が豊富で、とっても読みやすい本だよ。

 

 

3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術

 

僕が初めて管理職になった時に、何度も読み返した本なんだ。

部下のために3分の時間をとることからはじめましょう、ということを分かりやすく解説しているんだ。

説教じみた内容ではなく、気軽に取り組める内容を解説した本だね。

テクニックを解説した本というよりも、人と真っ直ぐ向き合って、人間というものを深く考察した本だと思うよ。

 

 

100のキーワードで学ぶコーチング講座

 

この本は一気に読み終えてしまえる程、とても読みやすい本だよ。

自分自身の体験、たとえば「恋愛」や「仕事」なんて事をキーワードにして、コーチングが学べるんだ。

コーチングには、テクニックも大切だけど「心」「マインド」が必要だということが自然に理解できる本だね。

 

 

図解入門ビジネス最新コーチングの手法と実践がよ~くわかる本

 

見開き2ページで1つのテーマを解説してある本だよ。

コーチングの二大メソッドや、部下、顧客、自分の子供の成長といった事に、どうやってコーチングを使っていくかをわかりやすく説明されているんだ。

事例がたくさん入っているから、具体的でとても分かりやすいよ。

 

 

本を読んで学んだこと

 

世の中にコーチングについて書かれた本はたくさんあるけれど、本を読むことが既に著者のコーチングを受けていることになるような良書があるんだ。

コーチングを行うコーチは、相手に対して答えを示すことも、命令することもないんだ。

自分自身で答えを出すことをサポートするのが、コーチの役目なんだよね。

コーチングの本を読んでテクニックを身に付けるのは大切だけど、コーチングの「マインド」を見失わないようにしないと、テクニックは役に立たないのかもしれないな。

マインドがぶれないようにするために、僕は時々コーチングの良書を読み返すようにしているんだ。

じゃ、またね。