1日発見アリは“ヒアリでない”
名古屋港のコンテナ置き場で、強い毒をもつヒアリが見つかったのを受けて、港の管理組合が7月1日に行った緊急調査では、ふだん見かけない別のアリが発見されましたが、鑑定の結果、このアリはヒアリではなかったことがわかりました。
愛知県弥富市の名古屋港の鍋田ふ頭にあるコンテナ置き場では6月27日、中国の南沙港から送られたコンテナの上で強い毒をもつ南米原産のヒアリが見つかりました。
これを受けて、港の管理組合が今月1日に、このコンテナ置き場で行った緊急調査では、ふだん見かけない茶色の小さなアリが見つかったことから、念のため環境省の中部地方環境事務所に鑑定を依頼していました。
管理組合によりますと、鑑定の結果、このアリは、ヒアリではないことがわかったということです。
また、緊急調査はふ頭内にあるゴルフ場や道路などでも行われましたが、これまでにヒアリは確認されなかったということです。
管理組合は5日から、愛知県飛島村にある別のコンテナ置き場でも調査を進めることにしています。