Earthwingの怖い話のブログ2

ブログ界のもっとも片隅であろうブログです。

みんな元気?

言い訳と最近の出来事4

 少し時間をさかのぼります。頭をがっしりとつかまれている最後の方

で私がアヤノさんに殺意をも持たせたのには理由があります。

私には物凄い時間が長かったように思いましたがそれは今まで

生きてきてここまでの私の心にある汚い部分やトラウマになっていること

他人には触れてほしくない事やネガティブな部分、現実になって欲しくない

ことなどが次々に頭の中をよぎりこんなことしているアヤノさんに殺意を

持ったのです。しかし私の自我は壊れることなくアヤノさんの霊体からの

力は私の中に入りアヤノさんの霊は消えていったのです。

ですが我に返ったあとが大変でした。とにかく熱い、暑い厚い!!

それはひと月ほど続きました。仕事中も真冬なのに半袖でしていましたし

やたらとお腹が減るので食べる量の調整が大変でした。それに睡眠時間が

少なくても体は平気でニ三時間も寝たら元気に起き上がれました。

一番困ったのはその場の霊体を一気に消し去る力が常に出ていること

成仏させてあげるのが私のポリシーなのに問答無用で消してしまうのです。

これはどういうことかと言えば軽自動車にフェラーリのエンジンを載せて走る

ようなものなのです。強大な力が予期せず手に入ったのでコントロール出来ない

のです。私自身の修行不足を痛感いたしました。そこで毎日の行を復活させて

夜明けとともに起き詔をあげて真言を唱え最後は般若心経を唱えてをひと月

続けました。その甲斐あってか今ではそういった現象もおきず以前より強くなった

霊力を調整しながら毎日生活しています。

力が上がって気が付いたこととしては今までは人間や動物の霊を見ることが

多かったのですが所謂「もものけ」も見えるようになったことです。

詳しくは話せませんが妖怪が見えるとだけ(笑)

その後財産整理も終わりこれでアヤノさんの現世での仕事は終わりました。

どうか安らかに成仏してください・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

って思ってんだから予期せぬタイミングで出てこないでほしいorz

あの人までなるとあの世もこの世もたいして変わらないのかもしれません。

これで以上です。

EW

相談はearthwing0622@yahoo.co.jpまで。


言い訳と最近の出来事3

 がっしりと頭の前後をつかまれた私にはまるで熱い

溶岩が頭の中に流れ込んでくるようなイメージの洪水が

とめどなく続いていました。アヤノさんの知識や経験、霊力

や推理力などの情報が大量に私の中へと入ってきました。

それはとても苦痛で心がえぐられるような感覚と共に自分という

自我が壊れるのを紙一重で耐えてるようなありさまで自分の

霊力や経験などをはるかに凌駕する知識が入ってくるのを

止められずただなすがままで時間が過ぎるのを待っていました。

そのとき他の人には私が地面から5センチほど浮かびビクビクと

痙攣しているように見えたようです。S君の話ではその場の皆が

アヤノさんの力の奔流を感じていたそうです。私としてはそのような

感覚は無くただただ続くこの拷問のような時間が終わることを待つしか

無く最後の方にはアヤノさんに殺意をも持たせるほどでした。

時間にして一時間ほどだったそうですが終わると同時にアヤノさんは

消え床にへたり込んだ私はS君に助けられて立ち上がりとにかくマンションへ

帰ろうということになり車に分乗して斎場を後にしてマンションへ帰りつきました。

祭壇にお骨を収めみんなに何があったか聞かれましたがその時には

私の体は燃えるように熱く体温は41度を超えました。とにかく暑苦しい

身なりなのに更に体温まで高くなり水を大量に必要としました。

皆には包み隠さずありのまま伝えました。すると多くの面々がすごく

落胆し私から背をむけて一切の会話が無くなりました。

私は周りの空気は全然読めず只々熱いを繰り返していました。

とりあえず湯船に水を張ってもらいしばらく浸かっていましたが

30分ほどで適温(40℃)になり水を入れ替えてを三回繰り返しても

熱さは変わらずその上激しくお腹が減り冷蔵庫にあった食材で

大量のご飯を作り食べても足らないのでした。

鈍い私はここでやっと私がアヤノさんの力を受け継いだということを

理解しました。これはどえらいことでした。あの私やS君を顎でこき使える

ほどの霊能者の力を受け継いだのです。何故私なのか理解しました。

それは私ならこの力を誰にも継がないということです。

この力は強すぎるのです。強すぎる力は必ず不和をもたらします。

その力がゆえに家族を失い天涯孤独の身になってしまったのです。

この呪われるべき力を抑え誰にも引き継がず墓場まで持っていける

存在として私が選ばれたようです。

私も不慮の事故で妻を亡くした身なので少しはアヤノさんの気持ちが

分かるような気がします。

その後無縁墓地に遺骨を埋葬しその場所も入念に封印してみんな

三々五々分かれていきました。その中の何人かははっきりと私に

敵意を示し「調子に乗るなよ」みたいな捨て台詞をおいて去っていきました。

この時点でハッキリと私はこの力を受け継いでよかったと思いました。

何故なら私は自分のためにこの力を使おうとは思わないからです。

今まで通りの生活を私は望むので適役だったと言えます。

一日が終わり私は自宅へと帰りました。

続く

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言い訳と最近の出来事2

 夕方のそのそとネカフェから這い出ていてアヤノさんのマンション

までゆっくりと歩きました。まだアヤノさんが死んだような気になれず

いつもの調子でドアを開けたらきれいな祭壇が用意されアヤノさんが

棺桶の中で横になっていました。花がたくさん添えられ棺桶を埋め尽くす

ほど溢れていたのです。私は彼岸花でも取ってこようかと考えていたら

15人の霊能者のうち年長の人の司会で通夜が始まりました。

いろんな経や詔、真言などが唱えられ私もS君と並び立ち唱えていました。

私は棺桶に向かっている15人のうち一番外側で唱えていたのですが

事件はそのころから起こっていました。

それは・・・・・アヤノさんが幽霊となって私の横に立っていたことでした。

真言や詔を言い間違える度にものすごく怖い顔で睨んでくるし

時間も長くなっていたので飽きてきてケータイをチェックしようとしたら

なんか棒?みたいなので殴られるし散々な目に会いました。

そうこうしてるうちに通夜の儀式?は終わり食事でもしようということになり

ケータリングを利用してアヤノさん(私とS君以外は先生と呼んでいる)

の傍で宴会をすることとなりました。その時もアヤノさんは室内でウロウロ

しておりよく見ると私以外には見えてない様子なのです。この中では大したことが

ない私にしか見えないなんて何かあると思い警戒を怠りませんでした。

次の朝告別式なのですが葬式を飛ばしていきなり出棺でしたがこんなに

霊能者がそろっていたなら決まりごとはたいして意味がなく、すぐに

斎場へ行き荼毘にふせることにしました。この移動中の車内でもアヤノさんは

開いてる席へ座ったり私を睨んだりしていました。

斎場へ着くとすぐに焼き場に運ばれ最後のお別れをして焼き場へ入棺しました。

このとき15人で同じ経を唱えてアヤノさんの霊力が悪いことに利用されない

ように封印していたのですが不真面目な私のこと偶に間違えて唱えると

アヤノさんが怖い顔で睨みつけてくるのでなるべく間違えないように頑張り

ましたよ。焼いてる間はずっとその場で経を唱え焼きたてほやほやのお骨

が台に乗って出てきました。驚いたことに頭蓋骨が綺麗に焼け残っていたことで

皆で骨を骨壺に入れていく際に入り切れなかったので頭蓋骨を骨壺に

乗せて上からえいっと潰して収めた時にはアヤノさんの目つきがまるで

ウサギを狙うライオンのようでした。骨壺に収まってとりあえずマンションに

帰ろうという段になっていきなりアヤノさんの幽霊が左手で後頭部を右手で

額のあたりをがっしりと掴んだのです。私は身動き一つできませんでした。

その右手から私の脳内にとんでもない量の霊力が流れ込んできたのでした。

続く

相談はearthwing0622@yahoo.co.jpまで

言い訳と最近の出来事1

皆さま春の日差しの中さわやかな風の日にこの胡散臭い

ブログを読んでいただき誠にありがとうございます。

前回のエントリーでEWミーティングを開催すると書き込みましたが

諸般の都合により中止とさせていただきました。

参加希望者様には個別にてメールを送らせていただきました。

何故中止に至ったかというと私自身のスケジュール管理不足と

寝不足と飲酒による前後不覚や娘に「お父さん嫌い!!」と

言われたことによる心の痛みと昼寝中に息子に足を踏まれた

事による足の痛みなど枚挙に暇がございませんorz

申し訳ございませんでした。

 さて近況として真っ先に報告しなければならないのが私の師匠格

でありました「アヤノさん」の死去であります。

その日は突然やってきました、お昼ごはんの配膳も終わりひと段落

ついてひとりご機嫌で歌を歌っていた時でした。キッチン入口に

人の濃い気配があったので振り向くとアヤノさんがいました。

その姿を見てすぐに「あ、死んだな」と思いました。言葉を発して

いたのですが私には聞こえずアヤノさんもそのことに気づいたようで

口の形で伝えてきました。「仕事終わったらすぐ来い」

私は思いました、あのくそばばあ アヤノさんでもやっぱ死ぬんだ

という簡単なことでした。仕事が見事に定時で終わり速攻でS君を

呼び大阪で合流してアヤノさんのマンションに行きました。

合鍵は持っていたのでドアを開けて中に入るとお香を焚いた香り

が室内に充満してました。

彼女はベッドで眠ったように死んでいました。その表情は生前では

考えられないほど穏やかなものでした。どうしたものか少し考えて

警察を呼びました。私は介護の資格もあるので手順通りに連絡

していきました。警察がくる前に玄関先に人の気配がしたので見に行くと

おそらく同じようにアヤノさんから呼び出されたであろう霊能者

さんたちが居ました。初めて会う人や久しぶりの人が15人ほど

集結していました。全員かなりの霊力の持ち主でした。

警察が来るまで私とS君以外は中に入れないためそれぞれが

乗ってきた車で待機してもらうこととしました。

警察が静かに来てくれたおかげであまり騒ぎになりませんでした。

警官が5人ほど室内に入り写真やメモなどをしながらアヤノさんの

見分をしていました。その間私とS君はここまで来た経緯を包み隠さず

警官に告げました。

警官には呆れられながらも何度も同じことを聞かれ同じことを繰り返し

呆れられるこの無限ループが終わったのは夜の一時を超えていました。

警官が帰ったのは朝の4時頃で救急車も死人は乗せないのでその場で

医師による死亡宣告がなされました。

死因は急性心不全だそうで何故初見の医師が病名まで特定できた

のか謎です。その後全員が部屋に入り今後のことを話し合いました。

今夜通夜をして明日の朝告別式を取り行い斎場へ行き骨を拾う

という予定で進めることになりました。特に形式には拘る必要がないため

祭壇や霊柩車だけ手配してあとは全員でやることになりました。

その日は私は休みだったので手配は他の人に頼み仮眠を取りに

近くのネカフェに行き夕方まで眠りました。

そして通夜が始まりました。しかしあんなことが起こるなんて誰も

予想できなかったと思う。今後の私の人生を大きく狂わせる可能性

があるあることが起こったのである。

続く

相談はearthwing0622@yahoo.co.jpまで。

依頼受付再開のお知らせ。

 親愛なる皆さまお久しぶりの漢Earthwingです。

ちゃんと生きておりました。しかしながら一つ報告です。

私の師匠格だった女性の「アヤノ」さんが先日亡くなりました。

それに伴い彼女の力を私が受け継ぎました。その顛末は

またの機会にエントリーするかミーティングにて。

今回は限定になりますが早い者勝ちで二件に限り依頼の

受付を致します。

earthwing0622@yahoo.co.jp

にメールをお送りください。本当に困っている方のみ応募ください。

では次回

EW
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