南国シンプルライフ

沖縄に移住して夫とふたり暮らし。モノを減らし、シンプルで心豊かな生活をめざします。

【コールドミール・冷たい食事】ドイツの習慣・我が家流。家事が簡単になります。

私は高校生の頃にドイツ語を習い始めました。

当時のドイツ語の先生から「ドイツ人の夕飯は、パンとチーズとハムのような食べ物を並べるだけで簡単にすませるんですよ」と教えてもらい、へぇーと思った記憶があります。

英語で「コールドミール」、ドイツ語で「カルテスエッセン」(冷たい食事の意味)と呼びます。

シンプルライフ・ミニマリストを意識している人が増えた今の日本でも、この簡単な「コールドミール」が知られてきているようです。

今日は、「コールドミール」の我が家流取り入れ方について書いています。

 

コールドミール

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 コールドミール。文字通り、冷たい食事です。

先にも書いた通り、ドイツ人の夕飯は伝統的にコールドミールが多く、ライ麦などのパン、チーズ、ハムが定番で、そこにトマトやキュウリなど簡単に切るだけで食べられるものを加えることもあるようです。

ドイツ流・コールドミールのメリット

  • 食事の用意が簡単(冷蔵庫などから出して並べるだけ)
  • 鍋などの調理器具を使わないのでラク
  • 食器の後片付けも簡単
  • いつも同じ食べ物なので、献立に悩まない
  • 加熱調理をしないので、ガスや電気代が節約できる
  • 火を使わないので、夏のキッチンでも暑くない
  • 食事の用意や後片付け、買いだしが簡素化するので、時間に余裕ができる

こんなところでしょうか。

コールドミールのデメリット

  • 冷たい料理だけだと味気ないかもしれない
  • 子供さんなど育ち盛りの食事の場合は特に、栄養バランスに注意が必要

ローフーディストだった過去

このブログでも何度か書いていますが、私は2007年頃から健康のためにローフード(非加熱の食事)メインの食生活をしていて、2010年に結婚した当初はバリバリのローフーディストだったので、朝も昼も夜も、加熱しない「生食(主に生野菜)」を相当量食べていました。

お米のご飯や豆腐・納豆などは食べていましたが、加熱調理のおかずはあまり作らず、コンロもひとくちの小さいものを使っていたほどです。

寒い冬でも、ほぼ冷たいローフードだけ食べるっていうこともありました。

旦那も私の影響を受けてローフード大好きになっていたので、問題は全くありませんでした。

現在の我が家の食事

今はローフードは一部取り入れているだけで、加熱料理も普通にします。

が、ローフードというひとつの「基本形」があるので、今でも特に夏は、我が家の食生活は夕飯も「コールドミール」寄りです。

例えば「作り置き」にしても、大半が生野菜中心。

だいたいこんな感じが標準です(全部、生です)

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上:キャベツと人参  ゴーヤー

下:玉ねぎの酢漬け  モウイ(赤ウリ)

 

3~4種類を必ず作り置きしていて、3日前後で食べきります。

野菜は季節の旬のものを、その時々で選んでいます。

野菜は洗ってザクザクと切るのみ。

調味料については、玉ねぎは酢を使っていますが、その他は基本的に塩で揉むだけなので「味つけを何にしようかな」と迷うことも全くありません。

夕飯のときには、この冷たいマリネやサラダをひとりひとりのお皿に並べ、上から亜麻仁オイルをかけるだけというシンプルさ。

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どうでしょうか。

シンプル過ぎて、もしかしたら家族から苦情が出るかもしれませんね~。

我が家の場合、旦那も私もこの食生活に慣れているので「サラダを食べないとご飯食べた気がしない~」となってるんです。

毎晩「サラダはやっぱりおいしいね~!」と同じセリフを二人で繰り返しています(笑)

普段の夕飯はこのサラダを最初に食べ、それに加えてご飯や加熱料理(作りたてのときもあれば作り置きを冷蔵庫から出して冷たいまま食べることもある)を食べます。

うちには電子レンジがありません。冬はご飯・スープなどの作り置きは温めますが、夏は作り置きのものは冷たいまま食べることが多いです。

ランチを外食したりして夕飯を軽くしたいときは、サラダに冷や奴だけ(=コールドミール)ということもあります。

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加熱料理もシンプルにしています

それから加熱料理にしても、普段の献立はだいたい

炒め物(ウォーターソテー)、スープ、煮物、青菜のお浸し

などパターン化して味付けも凝ったものにはしないので(塩、醤油、味噌、カレー粉、ミックスハーブ、ガーリック粉など基本の調味料しか使わず。ケチャップ・ウスターソース・マヨネーズ・オイスターソースなども持ってません)、献立に迷うことも全くありません。

ちょっと手の込んだものもときたま作りますが)

味付けもシンプル過ぎて、毎日の食事がつまらなそう?

いえいえ、そんなことは全くありません。

おいしい旬の食材であれば、良質な調味料を使ったシンプルな味付けで素材の味を味わうのが一番おいしいなと思うんです。

加工食品の濃い味や化学調味料に慣らされてしまうと物足りないかもしれませんが、シンプルな味付けを続ければ、舌もリセットされていくそうです。

 

加熱の作り置き。例えばウォーターソテーのゴーヤーチャンプルー。

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最後に

日本の主婦は「今日のおかずは何にしよう~?」と献立に頭を悩ませ、きちんと作っている方が多いのではないでしょうか。

それが出来る方はほんとうに素晴らしい!

だけどワーキングマザーだったり、家族が多かったりすると主婦の負担はとてつもないことになりますよね。

そういう場合は、献立をシンプルにして冷蔵庫から出すだけで食べられる「コールドミール」もたまには導入して、もっと負担を軽くしてもいいんじゃないかなぁと思うのです。

献立をシンプルにすると、調理器具や調味料などの断捨離にもつながります。

パン・チーズ・ハムという「ドイツ流のコールドミール」をそのまま日本の家庭取り入れるのはムリが大き過ぎますが(野菜たくさん食べたいし・・・)我が家の場合は加熱調理をしないローフードを取り入れることによって家事の負担を減らし、夕飯後の自由な時間を増やしています。

好みや体質にもよるとは思いますが、特に夏は火を使わなくてもすむというのが大きなメリットのローフード、ひとつの選択肢としておすすめです!

(ローフードだとたくさんは食べられないのでダイエットしたい方にも向いています)

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