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スキルポイント
クリスタルタワー一階、侵入してきた勇者と戦っていた。
テリー、リリ、そしてユーリエにだかれているおれ。
ドラゴンナイトは奮戦した。
勇者は低レベルのパーティー。駆け出しなのか、とにかくがむしゃらに突っ込んでくる少年二人に少女二人の四人組だ。
「ナッツ、俺に回復を」
「ちょ、ちょっとこっち手が回らないからポーション使って」
勇者たちはあたふたしていた。
ぱっと見て、勇者というよりは仲良しグループって感じの四人。
このクリスタルタワー一階でも苦戦していた。
全九階層からなるクリスタルタワーは、シェスタを上手く誘導して、下の階から徐々に強くしていくようにモンスターを配置した。
最上階はシェスタと、その取り巻き。塔のボスということで当たり前の配置で、モンスターたちは納得した。
その下の八階はユイ一人。
マザードラゴンの娘で黄金龍だから、これまたモンスターの満場一致だったが、ユイは何故か不満だった。
七階から一階は複数のモンスターが配置され、シェスタに誘導したとおり下に行くことに弱いモンスターが配置される事になった。
俺はスライム、もっとも弱い部類のモンスターって事で一階に配置されて、今、ドラゴンナイトや他のモンスター、ゴブリンやインプといった、下級モンスターと共に勇者と戦っている。
ユーリエにだかれて、それから飛び立って勇者に体当たりするスタイルはすっかり慣れた。
えい! やあ! とかけ声をしながら飛びつき体当たりをかけるが、もちろん本気で戦ってない。
人間時代で例えたら丸めた新聞紙を思いっきり振り回して、子供とチャンバラごっこをする大人、あんな感じの戦いだ。
威力は最低限、かけ声と見た目は目一杯。
そうして、「弱いスライム」を演じて戦った。
戦いはすぐに終わった。
ゴブリン三体、インプ二体のけが人を出して、勇者たちを追い払うことが出来た。
☆
勇者たちがいなくなった後の、クリスタルタワー一階。
窓から差し込まれる日差しでひなたぼっこした。
ユーリエは正座をして、俺を膝の上に載せている。
日差しで半溶けになったおれは、ユーリエソファーにミラクルフィットしてものすごく気持ちがよかった。
「ねえねえ、テリーってさっき普通に戦ったよね。あの二人の人間の女の子に興味なかったの?」
「あったりめえだろ。あんなずっこばっこんやってる奴らに興味なんかねえよ。なあ」
「そうなんだ」
「そうなんだよ。ゴブリンなめんなっての」
テリーとリリがなにやら雑談している横で、おれはとにかくひなたぼっこした。
ああ……気持ちがいい。
それに、邪魔が入らないのがいい。
森にいた頃はいつ母さんから呼び出しがあって、面倒臭いことに巻き込まれないかとビクビクしてたけど、ここはすごくいい。
だって――。
ガタン!
新しい勇者が来た、今度は一人だ。
ぱっと吟味をする。二十代の半ばって感じの女勇者、強さはさっきの連中とほとんど変わらない。
これこれ、これだよ。
新しいダンジョンはこれがいい、無名だから、やってくる勇者もザコばっかりだ。
わらわら、とゴブリンたちが動き出した。
それを見て、俺は起き上がりかけたのをやめた。
俺の吟味じゃそこまでは探れなかったが、テリーを含めたゴブリンたちが動いたって事は彼らのエロセンサーに引っかかる何かがあったんだろう。
「オヤジ、あれ」
「分かってる。あれは村長の娘だな」
「やっぱりそうだよな」
「うへ、うへへへ」
ゴブリンたちが好色的な笑みを浮かべてやる気になった。
……どこに村長の娘要素があるんだその勇者、というかどこの村?
それ以前に、ゴブリンは村長の娘にぐっとくるのか?
モンスターに転生して大分経つが、スライム以外の事はまだまだわからない事だらけだ。
「待たせたな、みんな!」
いきなりシェスタの声がした。
声の方を向くと、二階から降りてきたシェスタ階段の上で決めポーズをとっていた。
「この、ビッグマウスのシェスタが来たからにはもう安心だ。おれ様に全部任せるといい」
「シェスタさん!」
「シェスタ様!」
「サイコー!!!」
モンスターたちから歓声やシェスタコールが沸き上がった。
心なしか侵入してきた女勇者も戸惑ってる。
シェスタはゆっくりと階段を降りて、女勇者の前に立った。
「ここに入ったのが運の尽きだな勇者。普段なら多少攻略させてやるんだが、今日はダンジョン初日、特別にこのおれ様が戦ってやる」
あえて最上階から降りてきた塔のボス、その台詞にモンスターたちは更に湧いた。
劇場型だなあ。
「さあ、どこからでもかかってこい」
「――っ!」
女勇者はシェスタに飛びついた。
武器は何の変哲もないロングソード、彼女は抜き放った長剣をシェスタに振り下ろした。
ザシュッ! 剣はシェスタのでっかい腹を切り裂いた。
「え?」
「え?」
「「「「「え?」」」」」
モンスターも、シェスタも、果ては攻撃をした女勇者も。
全員、目の前の状況にあっけにとられた。
大口を叩いて出てきたシェスタがなすすべもなくきられたのだ。
あのバカ――。
さっきの勇者と同じくらいの強さだと思ってシェスタに任せた俺もバカだった。まさか一撃でやられるなんて。
シェスタはやられちゃダメだ。おれがこのダンジョンでザコとしてのんびり生きるためには、シェスタには「絶対的なボス」として君臨してもらわないといけない。
とっさに回復魔法をシェスタにかけて、同時に女勇者のロングソードに腐食の魔法をかけた。
もちろん両方とも隠匿の特性付きで。
すると、見た目的にまったく逆の光景になった。
斬られたシェスタは全くの無傷で、その代わり勇者のロングソードが溶けた。
これで、この現象があれば、シェスタなら――。
「ふふふ……やった、とても思ったのか。あめえよ、わざとやられてやったんだ」
ほらな。
本当シェスタって大物だよ、目の前の現象がなんで起きたのか分からないのに、あんなすぐにはったりをかましてさも自分がやったように見せられるんだからな。
「くっ」
「おっとにがさん」
武器を失った女勇者は逃げようとしたが、シェスタは先回りして逃げ道を塞いだ。
戸惑いが一瞬広まったモンスターたちからの歓声も復活した。
今度こそ大丈夫だろう。
――ぞわ。
悪寒が一瞬で背中を駆け上っていった。
やばい、何か来る。
「みんなかくれろ!」
大声を出した。
「なんだ小僧、いいところだから邪魔――」
「いいから隠れて! シェスタさんも上に――」
ガタン。
塔の扉が開く。
一人の男が現われた。
男は一言で言えば……マッチョなじいさんだった。
顔はただのしょぼくれた老人、しかし下半身の四倍以上は膨らみ上がっているマッチョで半裸な上半身はオーガなみだった。
強さ――プレッシャーにいたってはオーガを遥かに超えていた。
「ふむ、これは僥倖。新しいダンジョンが出来たから来てみれば、モンスターどもは烏合の衆、ボスは見かけ倒し。これなら労せずして大地の力が手に入るわい」
つぶやく男、視線はシェスタに注がれた。
まずい、シェスタを狙ってるみたいだ。
「シェスタさん! 早く上に逃げて」
「何を――」
「早く!」
シェスタは何か言いたげだったが、俺に押し切られて、上の階に逃げていったのだった。
☆
クリスタルタワー、最上階。
上がってきたマッチョ老人の足が止まった。
両手は血に染まっている、がその血は皆殺しには遠い。
シェスタを追いかけて、必要最低限の血路を開いて上がってきたって感じだ。
「スライム? ネズミはどこに行った」
「シェスタなら下の階だ、気絶してユイに預けてきた」
「あの娘、神妙な顔をして道を譲ったと思ったらやはり罠だったか。まあいい、今から追いかけて――むっ」
階段を降りようとした老人だが、降りられないことに気づいて顔をしかめる。
「無駄だよ、この塔は下の階には降りれない、そういうことになってる」
「ならばお前を倒して、あらためて一階から登るまでよ」
「それはさせない」
「ほざくなスライム、お前のような脆弱な生き物に何が出来る」
「安穏を、守ることなら」
「なに――なに!」
二つの「なに」、最初のは訝しみだが、直後に驚愕に変わった。
俺が解放した力をみて驚いたのだ。
「黄金の魔力……その姿――黄金竜か!?」
わかるのか。
うん、やっぱり放置するのはまずい。
群れのボスを一瞬で見抜き、一人で最上階まで上がってこれる、更に俺が解放した力をみて一瞬で察する。
俺の教え子、12使徒に及ばないが、それでも今のクリスタルタワーには過ぎた勇者だ。
シェスタに狙いを付けたし、追い返してもまた来るだろう。
ここで倒すしかない。
「そうか、貴様が本当のボスか。よかろう!」
老マッチョは更に気合を入れて、上半身の筋肉が一段階膨らみ上がった。
そうして拳を振りかぶって、一直線に飛んでくる。
「貴様を倒して大地の力を――」
俺も力を解放した。
魔力を具現化、イメージはドラゴンの前足。
それを、カウンター気味で老マッチョに振り下ろした。
ドゴーン!
塔が揺れる程の一撃、俺が何度も喰らって体で覚えてきた必殺の一撃で。
老マッチョは地面にめり込み、ぐっちゃぐっちゃになった。
「わるいな、時間をかけるとこっちもやばそうだったんでな」
一撃で倒した。
力をおさめる。八階を挟んでユイがモンスターが上がってくるのを止めてくれるようにいったけど、早く力を隠さないとな。
えっと、勇者を倒したから、後はシェスタを連れてきていつもの様に功績をなすりつけておけば――と、そんな事を思っていると。
――強敵を撃破、スキルポイントを1手に入れました。
ダンジョンスキルがついたときと、同じ声が聞こえてきたのだった。
2万5千ポイントまで600切りました、これからも頑張ります!
面白かったらブクマ、評価もらえると嬉しいです。
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