島根県に大雨の特別警報
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活発な前線の影響で、島根県では断続的に猛烈な雨が降り大雨となっていて、気象庁は島根県に大雨の特別警報を発表しました。気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、前線が中国地方まで南下し、島根県では、4日夜遅くから「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかり大雨となっています。
午前3時前までの1時間には、浜田市金城で82ミリの猛烈な雨が降ったほか、浜田市弥栄で63ミリの非常に激しい雨が降りました。
島根県では断続的に非常に激しい雨が降り、島根県浜田市金城では午前6時までの24時間に降った雨の量が300ミリを超える大雨となっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で甚大な被害の危険が迫っているとして、午前6時前に島根県の西部の浜田市、益田市、邑南町、津和野町に大雨の特別警報を発表しました。
そのうえで、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか、周囲の状況を確認して外に出るのが危険な場合は建物の2階以上に移動するなど、できるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
前線が中国地方に停滞するため、島根県では5日昼前にかけて局地的に雷を伴って1時間に70ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
6日の朝までの24時間に降る雨の量は、特別警報が出た地域を含む島根県の西部で150ミリと予想されています。
大雨となっている地域では、今後の雨でさらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性もさらに高まるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に、最大級の警戒をするよう呼びかけていています。
午前3時前までの1時間には、浜田市金城で82ミリの猛烈な雨が降ったほか、浜田市弥栄で63ミリの非常に激しい雨が降りました。
島根県では断続的に非常に激しい雨が降り、島根県浜田市金城では午前6時までの24時間に降った雨の量が300ミリを超える大雨となっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で甚大な被害の危険が迫っているとして、午前6時前に島根県の西部の浜田市、益田市、邑南町、津和野町に大雨の特別警報を発表しました。
そのうえで、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか、周囲の状況を確認して外に出るのが危険な場合は建物の2階以上に移動するなど、できるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
前線が中国地方に停滞するため、島根県では5日昼前にかけて局地的に雷を伴って1時間に70ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
6日の朝までの24時間に降る雨の量は、特別警報が出た地域を含む島根県の西部で150ミリと予想されています。
大雨となっている地域では、今後の雨でさらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性もさらに高まるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に、最大級の警戒をするよう呼びかけていています。
広島県との県境にある島根県の邑南町の町役場によりますと、雨は4日午後11時ごろから激しく降り続いていて、町内の川の水位も上昇しているということです。
5日午前6時現在、町内の2つの地区に避難勧告を出していて、少なくとも女性1人が近くの自治会館に避難しているということです。
今のところ家屋の浸水や土砂崩れなどの情報は入っていないということですが、町では引き続き情報収集を行うとともに職員を役場に待機させ警戒に当たっています。
5日午前6時現在、町内の2つの地区に避難勧告を出していて、少なくとも女性1人が近くの自治会館に避難しているということです。
今のところ家屋の浸水や土砂崩れなどの情報は入っていないということですが、町では引き続き情報収集を行うとともに職員を役場に待機させ警戒に当たっています。
島根県の大雨の要因は
気象庁によりますと、4日まで北陸などで記録的な大雨を降らせた前線が、4日夜遅くから南下し、島根県付近にかかるとともに、高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が日本海から流れ込み、前線の活動が活発になっています。
このため、「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の雨雲が同じ地域に次々と流れ込み、大雨になったとみられるということです。
前線はしばらくの間、島根県など中国地方の付近にかかる見込みで、気象庁は、気象情報や自治体が発表する避難に関する情報などに注意して早めに身の安全を確保するよう呼びかけています。
このため、「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の雨雲が同じ地域に次々と流れ込み、大雨になったとみられるということです。
前線はしばらくの間、島根県など中国地方の付近にかかる見込みで、気象庁は、気象情報や自治体が発表する避難に関する情報などに注意して早めに身の安全を確保するよう呼びかけています。
特別警報の発表は去年10月以来
特別警報が発表されたのは、去年10月3日に猛烈な台風18号が接近した影響で沖縄本島地方に大雨と暴風と波浪、それに高潮の特別警報が出されて以来です。
また、おととし9月の「関東・東北豪雨」では、栃木県と茨城県、それに宮城県に大雨の特別警報が発表されました。この際は、台風から変わった温帯低気圧などの影響で、関東や東北に「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかり続け、記録的な豪雨となりました。
また、おととし9月の「関東・東北豪雨」では、栃木県と茨城県、それに宮城県に大雨の特別警報が発表されました。この際は、台風から変わった温帯低気圧などの影響で、関東や東北に「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかり続け、記録的な豪雨となりました。