【広島】森保一監督電撃辞任17位不振で引責

2017年7月4日11時24分  スポーツ報知
  • 広島・森保一監督

 J1広島は4日、森保一監督(48)の退任を電撃発表した。昨季まで5年間で3度のリーグ制覇を成し遂げた功労者だが、今季は前半戦を終えて2勝11敗4分けの17位と低迷。成績不振の責任を取り、辞任を申し出た。今後は横内昭展ヘッドコーチ(49)が暫定的に指揮を執る。

 森保監督は就任1年目の2012年にリーグ初制覇を成し遂げ、13年と15年にも優勝。黄金期を築きあげた功労者で、前半戦終了後の辞意に対し、クラブ側は強く慰留したという。しかし本人の意思が固く、辞任を了承。織田秀和社長は「選手としても活躍し、まさにチームのレジェンドともいえる森保監督の辞任を了承することは、苦渋の決断であり、非常に残念に思います」とコメントを出した。

 3日付けで退任した森保監督も「サンフレッチェ広島に携わるすべての方々に支えてもらい、素晴らしい監督在任期間を過ごすことができました。プロは結果がすべての世界。皆様に喜んでいただけるような結果を残すことができず、申し訳ありません」とコメントを発表。横内ヘッドコーチは「目の前の勝ち点をつかんで積み上げていくために、全力を尽くします」とコメントした。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
国内サッカー
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ