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 4日午前2時半ごろ、宮城県登米市迫町佐沼の民家の住人から「家が燃えている。子ども2人が家にいる」と119番通報があった。約2時間後に消し止められたが、木造モルタル2階建て住宅が全焼し、焼け跡から子供2人を含む3人の遺体が見つかった。宮城県警は、この民家に住む会社員、島谷嘉昭容疑者(40)を現住建造物等放火の疑いで緊急逮捕した。

 県警捜査1課や登米市消防本部によると、30代の妻と3歳の娘、1歳の息子の計3人と連絡が取れていないという。この民家には9人が暮らしており、ほかにも70代の男性が手にやけどを負った。

 通報を受けて付近を捜索していた捜査員が、登米市内で車に乗っていた容疑者の男を発見。事情を聴いたところ、自宅に火をつけたという趣旨の話をしているという。

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