2017年7月3日20時16分
ローソンは3日、企業のオフィス向けに菓子やカップ麺を「置き薬」方式で販売する「プチローソン」を東京23区内で本格展開すると発表した。交通系電子マネーが使えるセルフレジ端末が付いた棚を活用。2018年2月までに約1千カ所の設置を目指す。
オフィスでの軽食需要を見込み、約50品目を並べられる棚をオフィス内に置く。昨年5月から都内6企業で、現金決済方式で実験したところ、想定を超える需要があった。セルフレジを使い、購入者はスイカやパスモで決済できるようにする。オフィスから設置費用などは取らない。
同様のサービスは、江崎グリコが2002年から本格展開する「オフィスグリコ」が先行する。他社のお菓子も置き、首都圏や大阪、名古屋などの大都市中心に展開し、約11万カ所に設置。年50億円を超える売り上げがあるという。コンビニではファミリーマートが菓子やカップ麺を置くオフィス販売「オフィスファミマ」を13年から東京都と神奈川県で開始。約1千カ所に広げている。
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