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part1
一年前
のび太「どらえもーん！」
そんな情けない声をあげて、僕は勢いよくドアを開けた。
のび太「ねえねえあれ出してよ！金ぴかのグローブとバット！ジャイアンがね、、、あれ？」
いつもなら晩御飯の時には帰ってくるのだが、彼は翌日の朝にも帰ってこなかった。流石におかしいと思い、空き地や公園にも探しに行った。一時間は走っただろうか。流石に疲れて、一度家に帰った。やはりドラえもんはいなかった。
のび太「あれ？いないな、、、何かあったのかな？」
その後も探し回ったが、やはり、何処にもいなかった。ドラミちゃんにもタイムテレビで連絡をとった。未来にも帰ってきていないらしい。
泣きわめいた。
のび太「うっ、ひぐっ、、どこにいるんだよお」
現在
あれから一年。僕を除いて、誰一人ドラえもんの事を覚えている者はいなかった。
しずかちゃん達までもが、彼の事を忘れていた。僕はあれ以来、しずかちゃん達とは話もしていない。
話したくない。
「はあ、、、」
深いため息をついて、僕は深い眠りにおちた。
夢を見た。あいつと大冒険をする夢。恐竜と仲良くなったり、怪盗と戦うったりする夢だ。
もうあれからどの位経ったんだっけ、、、
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