もしかしたら知らない人がいるかもしれない、と思って。
なんと紀元前13世紀ごろには古代フェニキア人が食していたというraisin。元々は保存食として食べられることが多かった理由は、乾燥させることで糖分が凝縮することで腐敗しにくくなったからだそうで。
そしてその栄養素は近年の研究により「恐ろしいほどの栄養効能」と言われるほど。今日はそんな話をしてみたいと思います。
(すいません、いつもと感じが違いますがこのブログは「あれこれやそれこれ」です)
栄養効能にびっくり!
調べれば調べるほどこの「raisin」には驚くほどの効果があります。
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ポリフェノールによる抗酸化作用が素晴らしい
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成長ホルモンの分泌を促すアルギニンが含まれている
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raisin100gにつき約4gもの食物繊維がお通じを良くする
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raisin100glにつき2.3㎎もの鉄分はなんとほうれん草の2.5倍!
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コレステロールがなんと0!でも血糖は高いので注意
- カリウムは利尿作用があり、女性のむくみなどにも効果的
- カルシウムを体内に取り込むのに有効なマグネシウムのバランスが抜群に良く、イライラ予防や骨粗鬆症の防止に
- ミネラルを豊富に含んでいる
調べれば調べるほど出てくるこの効能はまさに「恐るべき」食品。
実は知らない間に口に入れていることも
そんな「raisin」ですが、実は知らない間に口の中に入れていることもあるのです。
- パウンドケーキ
- バターサンド
- シュトーレン
- ヨーグルト
- ベーグル
- サラダ
- カレーピラフ
お菓子などに特によく入っていたりしますが、納豆に混ぜたりすると美味しい、との声も。しかし甘みや食感に好き嫌いがあるのも事実で、ジャリジャリした食感が特に苦手、という人は結構いますね。
一番有名な調理法を忘れていました
そう、このraisinを使ったもので一番有名なのがこれです。
天日や熱風などで乾燥させて出来上がったraisinを西インドのサトウキビで作られた蒸留酒に浸したもの。独特な風味でハーゲンダッツやレディーボーデンなどのアイスクリームやチョコレート、ケーキなどによく使われています。
さて、そろそろ気づいてもらえたでしょうか・・・
知らなかったのは僕だけ?「raisin」の正体
そろそろいい加減疲れました(笑)raisinのお話。raisinってこれですよ。
ローマ字読みして「ライジン」と読み続けてきた人はここまで来ちゃったかもしれませんが、これは「レーズン」です。そうそう、干しぶどう。テレビのコマーシャルでたまたまレーズンを使った商品があって、そこに「raisin」って書いてあったんですよ。
へぇぇ、レーズンってraisinって書くんだと今日知りまして。「これは絶対知らない人がいるだろうな、へっへっへ」ということでこの記事を書き始めました。
raisinがとんでもない高機能食品だと思った方ごめんなさい。いわゆる普通の干しぶどうです。でもレーズンにこんな栄養があるとは僕も知りませんでした。こうやって記事にしながら「あんなのも入ってる!こんなのも入ってる!」と勉強になったわけです。
この記事を「干しぶどうってすごい!」って書いても面白くないじゃないですか。でもヒミツめいた「raisin」という食品にしてみるとちょっと興味湧きませんでした?
「んだよ!騙された!」という方が一人でもいるとちょっと嬉しいです!