「曲がったディスプレイを使ってみたい」
もう随分と前からディスプレイはデュアルディスプレイにしているが、二枚のディスプレイの前でふとそう思ったのだった。そこで曲面ディスプレイを購入し、まずは試験的に私の仕事環境に適用してみた。
まずはこの写真を見てほしい。
そう、曲面ディスプレイはまるで「一枚に連結されたデュアルディスプレイ」なのだ。
もう随分と前からディスプレイはデュアルディスプレイにしているが、二枚のディスプレイの前でふとそう思ったのだった。そこで曲面ディスプレイを購入し、まずは試験的に私の仕事環境に適用してみた。
まずはこの写真を見てほしい。
そう、曲面ディスプレイはまるで「一枚に連結されたデュアルディスプレイ」なのだ。
デュアルディスプレイはとても便利だ。一度慣れてしまうともう1枚の小さなディスプレイには戻れない。片方の画面にスケジュールを写しながら日程調整のメールやWebアプリに入力したり、仕様書とソースコードを並べて見たり、財務のデータを見ながらプレゼン資料を作ったり。2つの画面を並べることで様々な種類の仕事が捗る。
しかしデュアルディスプレイで以前からひとつだけ気になっていたことがある。
それは、「いちばん大切な真ん中のエリアに集中できない」ということだ。
デュアルディスプレイだとどうしても左か右か、どちらかに集中することになる。これはこれで左右それぞれでウィンドウを最大化できて便利だったりもするのだが、本来一番集中したい真ん中のエリアが2枚のディスプレイの物理的境界線になってしまい、そこにコンテンツが映せないのだ。
例えば集中して作成したプレゼン資料や文章があったとする。この時、曲面ディスプレイでは集中したいコンテンツを真ん中に置き、参照したサブ的なコンテンツを左右の空いた余白に置くことができる。プログラミングの際のソースコードについても同様に、一番集中して向き合っているコードを画面の真ん中に置く。
もっとも集中したいコンテンツに、真ん中のエリアが使えるということは想像以上に快適だった。
これだけなら、単にワイドなディスプレイでも良いのかもしれない。
だが曲面ディスプレイは名前の通り、曲がっているのだ。正面からの写真だとわかりづらいかもしれないので横から撮ってみた。
このように曲がっている。
曲がっていることの長所は、首を左右に動かさずとも、左右両脇のコンテンツが自然と視界に入ってくるので、没入感があるし、中央のウィンドウへの集中を阻害することなく関連する情報を軽く目を動かす程度で参照できる。
この話をセゾン情報システムズの社内でした時、「でも自分が使うなら、より画面が広く取れる4Kの方が良い」という意見もあった。なので、曲面ディスプレイと4Kディスプレイをそれぞれ購入し、「曲がっていてなんかいい」と思う私は曲面ディスプレイ、隣の席の4K派のエンジニアには4Kディスプレイを購入し、比較して使ってみることにした。
4K派の彼の環境はいまこんな感じである。
ディスプレイは物理的には1枚だが事実上4枚のクアッドディプレイであり、これはこれでトレーダー等の比較する情報が多い仕事には向いていそうである。
だが、機能的なのは良いのだが、ここまで大きく、かつ真っ直ぐだと、なんだか目の前に大きな板を置いているように見えなくもない。4Kも十分に良いし十分に推薦できるのだが、選べるなら私は個人的にはやはり曲線美のある曲面ディスプレイを推奨したい。
というわけで今回購入したのは下記曲面ディスプレイである。
4Kはこちら。
ちなみに「4K曲面ディスプレイ」なるものもPHILIPS社から発売されているようだが、こちらは光沢ありのグレアなディスプレイということで、ゲームや映画視聴には向いているのかもしれないが、長時間ディスプレイと向き合う仕事にはノングレアな上記2機種が今のところ良さそうである。
しかしデュアルディスプレイで以前からひとつだけ気になっていたことがある。
それは、「いちばん大切な真ん中のエリアに集中できない」ということだ。
デュアルディスプレイだとどうしても左か右か、どちらかに集中することになる。これはこれで左右それぞれでウィンドウを最大化できて便利だったりもするのだが、本来一番集中したい真ん中のエリアが2枚のディスプレイの物理的境界線になってしまい、そこにコンテンツが映せないのだ。
例えば集中して作成したプレゼン資料や文章があったとする。この時、曲面ディスプレイでは集中したいコンテンツを真ん中に置き、参照したサブ的なコンテンツを左右の空いた余白に置くことができる。プログラミングの際のソースコードについても同様に、一番集中して向き合っているコードを画面の真ん中に置く。
もっとも集中したいコンテンツに、真ん中のエリアが使えるということは想像以上に快適だった。
これだけなら、単にワイドなディスプレイでも良いのかもしれない。
だが曲面ディスプレイは名前の通り、曲がっているのだ。正面からの写真だとわかりづらいかもしれないので横から撮ってみた。
このように曲がっている。
曲がっていることの長所は、首を左右に動かさずとも、左右両脇のコンテンツが自然と視界に入ってくるので、没入感があるし、中央のウィンドウへの集中を阻害することなく関連する情報を軽く目を動かす程度で参照できる。
この話をセゾン情報システムズの社内でした時、「でも自分が使うなら、より画面が広く取れる4Kの方が良い」という意見もあった。なので、曲面ディスプレイと4Kディスプレイをそれぞれ購入し、「曲がっていてなんかいい」と思う私は曲面ディスプレイ、隣の席の4K派のエンジニアには4Kディスプレイを購入し、比較して使ってみることにした。
4K派の彼の環境はいまこんな感じである。
ディスプレイは物理的には1枚だが事実上4枚のクアッドディプレイであり、これはこれでトレーダー等の比較する情報が多い仕事には向いていそうである。
だが、機能的なのは良いのだが、ここまで大きく、かつ真っ直ぐだと、なんだか目の前に大きな板を置いているように見えなくもない。4Kも十分に良いし十分に推薦できるのだが、選べるなら私は個人的にはやはり曲線美のある曲面ディスプレイを推奨したい。
というわけで今回購入したのは下記曲面ディスプレイである。
LG モニター ディスプレイ 34UC88-B 34インチ/曲面 ウルトラワイド/IPS 非光沢/HDMI×2、DisplayPort/スピーカー内蔵/高さ調節対応
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LG Electronics Japan (2016-03-24)
売り上げランキング: 6,329
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4Kはこちら。
LG モニター ディスプレイ 43UD79-B 42.5インチ/4K/IPS非光沢/HDMI×4・DP・USB Type-C・RS-232C/スピーカー/ブルーライト低減
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LG Electronics Japan (2017-05-19)
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ちなみに「4K曲面ディスプレイ」なるものもPHILIPS社から発売されているようだが、こちらは光沢ありのグレアなディスプレイということで、ゲームや映画視聴には向いているのかもしれないが、長時間ディスプレイと向き合う仕事にはノングレアな上記2機種が今のところ良さそうである。
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