巨大ロブスターとのセルフィーをツイートした空港職員に、持ち主がぶちギレ

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巨大ロブスターとのセルフィーをツイートした空港職員に、持ち主がぶちギレ
Image: Club4traveler/Shutterstock.com

なんとでかいロブスター!

あいつらバカだろ!」。ネタ元のNew York Timesの取材でキレまくっているのは、 Christopher Stracuzzaさん。めちゃくちゃ怒っています。「あいつら、世界で1番バカだ!」とStracuzzaさんが言うあいつらとは、空港のTSA(米国土安全保障省)検査員のこと。怒っているのは、20ポンド(約9kg)もある巨大ロブスターが原因です。

Stracuzzaさんは、コネチカットの市場で掘り出し物のロブスターを発見。700ドルを支払って、12匹のロブスターと、9kgの超巨大ロブスターを購入しました。自宅のあるジョージア州にてロブスターパーティーやるぞと盛り上がるStracuzzaさん。ボストンの空港でロブスター入りのクーラーボックスを預けました。ボックスの中では、巨大ロブスターが1番下に、その上に残りの12匹がのっている状態。「生きてるロブスターはいってます」と書いたテープもボックスにはりつけました。

飛行機を降りて、ボックスを受け取ったStracuzzaさんは、様子が違うことに気がつきました。自分が貼ったテープではなく、TSAのテープに変わっていたのです。帰宅してクーラーボックスを開けて驚愕。普通サイズのロブスターの上に、9キロもある巨大ロブスターが乗っかっていたのです。さらに、彼の友人から「あんたのロブスター、ネットにさらされてるよ」という電話があり、怒りは爆発。

友人の言っていたのは、このツイートのこと。TSA職員が、巨大ロブスター持ってポーズしています。

TSAの担当者Michael McCarthy氏の公式アカウントからツイートされており、写真には「TSA職員は、どんな荷物もチェックします。20ポンドごえのロブスターもですよ」とコメントが添えられています。

500ポンド(約227kg)のヤツが、自分の上にのっかてきたらどう思うよ!?」とキレまくるStracuzzaさん。ロブスターは生きたまま調理するので、クーラーの中で圧死してしまったら終わりですからね。キレる理由もわかります。

New York TimesがTSA担当者に取材したところ、「ソーシャルメディアで画像をシェアするのは、旅のお役立ち情報やTSAのミッションを伝えるためです」と回答。いや、そういうことじゃなくて。巨大ロブスターの写真を撮っても、せめて元どおりにクーラーに戻しておけば、Stracuzzaさんがここまでキレることもなかったのかもしれませんけれど。悲しいかな、検査場でチェックされたスーツケースの中身が、テキトー状態になっているのはよくある話。検査職員に期待する方が悪いといえばそれまでの話。完璧に元どおりにしろではなく、ちょっと考えたらわかるでしょってことなんですけどね。Stracuzzaさんの「あいつらバカだ!」が、すべてです。

Image: Club4traveler/Shutterstock.com
Source: New York Times

Rhett Jones - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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