速度のない言葉はバズを起こさない。
ただし、文字面のインパクトだけで
心の琴線に触れない言葉も、バズを起こし得ない。
口の端に上る、つい誰かに話したくなる。
ソーシャルメディアに投稿したくなる、シェアしたくなる。
単なる「バズ」ではなく、「心の動きの連鎖」を生み出せ。
一行の言葉の力だけでも、アイデアだけでもない、
拡散し人を動かす言葉のスキルと企画力を身に付ける。
コピーライター養成講座 拡散クリエイティブコース、開講します。
ポスターや新聞広告のコピーだけでなく、動画の制作、アプリの開発など、
「コピーライターの仕事といったらこれ」というような定義はなくなりつつあり、
活躍の場はますます広がっています。
それは、生活者へ情報の届き方が変わってきているからです。
情報を一方的に投げるのではなく、生活者が能動的に求めるもの、
ユーザーのためになるものを提供することが求められるようになっています。
そうした形でクリエイティブを提供することで、
「誰かに伝えたい」「共有したい」という気持ちが喚起され、
生活者が動くことで、「拡散」が生まれます。
しかし、「拡散」という言葉が使われる際にしばしば連想されるような、
少ない労力で楽をして広められる、というイメージは大きな勘違いです。
話題性だけを狙い、拡散することが目的化しすぎるのは本末転倒です。
どんなにメディアやテクノロジーが発達したとしても、
それだけでは、クリエイティブは拡散していきません。
人を動かす表現とはどんなものなんだろう?という課題を解決し、
言葉という形にすることがコピーライターをはじめ、
企画やコンテンツに携わる方に求められています。
本講座では、媒体、コンテンツを問わず機能し、
拡散していくクリエイティブにおける言葉のスキルと企画力を身に付けます。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
篠原 誠氏
電通 クリエイティブディレクター/CMプランナー/コピーライター
1972年生まれ。最近の仕事にKDDI au「三太郎シリーズ」、キリン「のどごし夢のドリーム」、家庭教師のトライ「教えて!トライさん」、富士フイルム「写プライズキャンペーン」。その他、現在、エステー、パイロット、リクナビ、ホットペッパービューティー、アクエリアス、ジャンボ宝くじ、ソイジョイ、キリンのどごしオールライトなどを担当。auの「三太郎シリーズ」は、2015年度のCM好感度ランキングで放映開始からわずか1年にして、過去27年間で史上最高となる好感度を記録。テレビCMを中心としながらも、店頭、デジタル、PRを含む360展開の構築も得意とする。2015年クリエイター・オブ・ザ・イヤー、2016年TCCグランプリ、カンヌライオンズ、アドフェスト、ACC賞、ADC賞、電通賞など受賞歴多数。
メディアが変わろうと、コピーの持つ力は変わらないと
基本的には思っています。
少し違うとするならば創造力よりも、
少しだけ想像力を使って考えた方が、
より世の中に伝わるコピーがつくれるということかもしれません。
いや、違うかもしれません。
そこまで自信がありませんので、
何かを教えるつもりで参加しません。
何かを教わるつもりで参加しないでいただけるありがたいです。
そのかわり、
一緒になにか、きっかけを見つけることが
できればと思っています。
眞鍋 海里氏
株式会社BBDO J WEST コンテンツプランナー
1982年、宮崎市生まれ。鹿児島大学物理科学科を卒業後、タワーレコード、WEBプロダクションを経て現職。従来の広告手法にとらわれず、"コンテンツ発想"を軸に、デジタルコンテンツからCM/MVなどの映像企画を手掛ける。AUTOWAY「雪道コワイ」は全世界で1000万回再生される。最近の仕事としては、DJみそしるとMCごはん「ジャスタジスイ」MV、蒟蒻畑ララクラッシュTVCM、AUTOWAY「ラバー」、HOME'S「ドリーマー」、西日本新聞qBiz「世界最速の新聞配達」、ZEROSCALP「毛が生える広告」、SNICKERS「世界同時催眠」、M&M'S「FriendsMaker」など。受賞歴:ADFEST/SPIKESASIA/ADSTARS/TimesAsia-PacificAdAwardGOLD/モバイル広告賞グランプリ/TCC審査委員長賞/TCC新人賞/広告電通賞/FCC賞/OCC賞/CCN賞/消費者のためになった広告コンクール/WEB人賞/YouTube Rewind2014 TOP2選出など。
WORK & BUZZ
僕らの仕事は、課題解決だ。
"どうしたら拡散するのか?"
ということがフォーカスされがちだが、
広告宣伝費でまかなうことができる。
だからこそ、クリエイターにまず必要なのは、
課題を正確に抽出し、機能 (WORK) するアイデアを生み出す能力である。
そして、その上でどれだけの話題(BUZZ)を
生み出すテクニックを身につけられるのか。
要するに、WORKしないコンテンツがいくら拡散したとしても
それはまったく意味がない。
僕らがやらなくちゃいけないのは、
その WORKとBUZZが両立する強いアイデアを生み出すことである。
本講義では、それを生み出すヒントを
少しずつ解き明かしていきます!!
橋口 幸生氏
電通 コピーライター
代表作は「11月11日はポッキーの日。ではなく、ポッキー&プリッツの日です。」(プリッツ)、「こんな男は絶対モテる!byはあちゅう」(くまクロ)、「世界でいちばん、3Dが似合う女」(貞子3D)、「なぜ日本のテレビは、スカパー!入りなのか?」(スカパー!)、のどごし夢のドリーム(のどごし<生>)など。「みがき方をみがく G・U・M PLAY」など、プロダクト開発を担当することも多い。TCC新人賞、グッドデザイン賞、コード・アワード、ACC賞ゴールド、ギャラクシー賞、スパイクス・アジア、アドフェストなど受賞多数。趣味は映画鑑賞&格闘技観戦。
「バズも炎上も、コピーで決まる」
言葉のメディアであるウェブにおいて、
コミュニケーション上もっとも重要なのは、
コピーだと思っています。
たった1回のつぶやきで、
商品が大ヒットすることもあれば、
企業が大ピンチに陥ることもあるのは、
みなさんご存知の通りです。
では、どんなコピーがウェブで効くのか?
ウェブには、ウェブのルールがあります。
ルールを知らずに書かれたコピーは、
バズになりにくいことに加えて、
大炎上を招いてしまうこともあります。
本講座では、広告にかぎらず
様々な事例を紐解きながら、
ウェブで効くコピーとは何かを
明らかにしたいと思います。
山口 広輝氏
株式会社 ジェイアール東日本企画
クリエイティブ局 クリエイティブディレクター/コピーライター
代表作は「冬が胸にきた。」「答えは雪に聞け。 」(JR SKISKI)
「思い出はいつも、あげるつもりが、もらってばかり。」(東日本旅行鉄道)、など。1974年生まれ。ジェイアール東日本企画入社後、プロモーション局、営業局を経てクリエイティブ局所属。現職コピーライター。
尾上 永晃氏
株式会社電通
CDC プランナー/コピーライター
谷中在住の2009年電通入社組。主に、デジタルを軸としたキャンペーン設計を行う。尊敬するアーティストは秋本治。カンヌやTCC新人賞など国内外でいろいろ受賞。最近どんばった仕事は、「低予算型テーマパーク亀やしき」「エスティマ Sense of Wonder」「GREEN NAME」「カンヌからの絵葉書」。