iPadの画像編集アプリなどで好きなフォントが使えるようになる方法をご紹介します。「AnyFont」を使ったインストール方法と、日本語フォント追加のコツなども詳しく解説します。
日本語のフォントを手に入れる
まずはフォントを手に入れましょう。
日本語フォントを手に入れるには、無料の日本語フォントを紹介するサイト「フォントフリー」やデザイン系の記事が豊富なブログ「コリス」さんのフォントまとめ記事などが探しやすいです。
Safariブラウザで開いた各配布ページにて、ダウンロードを行います。
「AnyFont」を使ってフォントを追加する方法
「AnyFont」はiPadにフォントを追加する機能が揃ったアプリです。
有料ですが使い方が簡単で不具合が少ないのでおすすめです。
TTF、TTC、OTFの3種類のファイル形式に対応します。
圧縮されたZIPファイルもそのまま追加できます。
Safariブラウザでダウンロードが完了したら、ファイル名が表示された画面になります。
「”AnyFont”で開く」または「その他…」を選択します。
「その他…」を選んだ場合、さらに共有メニューで「AnyFontで読み込む」を選択しましょう。
アプリが起動して、フォントファイルが「AnyFont」に保存された状態になります。
リストからiPadに追加したいフォント名をタップします。
表示されたアイコンをタップすると、フォントのインストール作業を開始します。
ブラウザが1度開いて、それから「設定」アプリが起動します。
「プロファイルをインストール」画面が表示されます。
「インストール」を選択します。
そのあと表示される以下の画面でもそれぞれ承認していきます。
- 「パスコードを入力」→ 入力する
- 「承諾」→「次へ」を選択
- 「警告」→「インストール」を選択
- 「プロファイル」→「インストール」を選択
以上で、フォントの追加が完了しました。
インストールしたフォントは、「設定」アプリのプロファイルで確認できます。不要になったフォントの削除もここで行うことができます。
Dropboxからフォントをインストールする方法
Dropboxに保存してあるフォントを「AnyFont」に追加する場合の解説です。
1、Dropboxアプリで追加したいファイルをタップ。
2、右上の「…」ボタンをタップ。メニューから「エクスポートを選択」
3、共有メニューから「別のアプリで開く…」を選択
あとはブラウザから追加したときと同様に、「AnyFontで読み込む」を選べばOKです。
追加したフォントが使えるアプリ
iPadにインストールしたフォントは、システムフォントとして扱われるため、ほとんどのアプリで使用可能です。
私が確認したアプリには以下のようなものがあります。
- アイビスペイント
- Affinity Photo
- iWorksアプリ
- Pixelmator
- Comic Draw
- Autodesk SketchBook
- ProtoSketch
日本語フォントを追加するときの注意点
日本語フォントを追加するときに、フォント名が日本語になっている場合インストールに失敗します。必ず英数字に変更してからインストールしましょう。
また日本語フォントで英数字を含まないファイルでは、フォント名が表示されませんが、そのままインストールして使用することは可能です。
アプリ内にフォントの追加機能があるアプリ
「Graphic」はアプリ自体にフォントをインストールする機能があります。またフォント選択のリストも日本語表記になるため、非常に使いやすい環境が揃っています。
iPadのベクターグラフィックアプリとしてイチオシのアプリです。
フォントを増やして作品作りに生かそう
フォントを追加すれば、写真やイラストに入れる文字が華やかになります。
普段PCで使うフォントをインストールしておけば、iPad上でアイデアを作るときも便利です。
iPadの創作でフォントに物足りなさを感じたら、ぜひお試しください。
