ニッセイアセットマネジメントは、大和証券の吉野貴晶氏を1日付で投資工学開発センター長として起用したことが分かった。同氏は日経ヴェリタス人気アナリストランキング・クオンツ部門で16年連続1位。3月に新設した投資工学開発室を統括し、運用手法の研究・開発を担う。同社の前田英利広報室長が確認した。

  前田氏によると、吉野氏は上席運用部長(クオンツアナリスト)兼投資工学開発センター長に就任。「投資工学開発室は、最新の投資理論・金融工学等を活用した運用高度化や新たな運用手法開発のため新設した部署で、吉野氏の知識・経験を生かして一層推進していきたい」と述べた。

  吉野氏は1989年に岡三経済研究所に入社。山一証券を経て2002年に大和総研に入社。直近では大和証券投資戦略部チーフクオンツアナリストを務めていた。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE