どーも、やんやん(id:yanyan030728)です。
みなさんは「ポモドーロ・テクニック」って知ってますか?
結構有名なので知っている人も多いと思いますが、ちゃんと実際にやってみたことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。
ぼくは仕事の生産性を高めるために、「ポモドーロ・テクニック」を一部取り入れています。
時間が無い、集中出来ない、生産性が上がらないと困っている人は一度試してみてはいかがでしょうか。
- ポモドーロ・テクニックとは?
- ポモドーロ・テクニックに必要なもの
- ポモドーロ・テクニックの実践方法
- まずは達成したいタスクを洗い出す(CHOOSE A TASK YOU'D LIKE TO GET DONE)
- タイマーを25分にセットする(SET THE POMODORO FOR 25 MINUTES)
- ベルが鳴るまでタスクに没頭する(WORK ON THE TASK UNTIL THE POMODORO RINGS)
- タイマーがなったらタスクを終了する(WHEN THE POMODORO RINGS, PUT A CHECKMARK ON A PAPER)
- 5分間休憩する(TAKE A SHORT BREAK)
- 「4ポモドーロ」毎に20分~30分の休憩をとる(EVERY 4 POMODOROS, TAKE A LONGER BREAK)
- ポモドーロ・テクニックのポイント
- ポモドーロ・テクニックのデメリット
- 時間に追われている人ほどポモドーロ・テクニックを実践するべき
- さらに一歩進んだタイム・マネジメントを実現
- まとめ
ポモドーロ・テクニックとは?
The fundamentals of the Pomodoro Technique are simple yet incredibly effective.
The Pomodoro Technique® - proudly developed by Francesco Cirillo | Cirillo Consulting GmbH
「ポモドーロ・テクニック」は1990年代前半にFrancesco Cirillo氏によって開発された、誰にでも簡単に使えて、直ちに生産性を向上させる、とてもシンプルな時間管理術です。
「作業時間25分+休憩5分=1ポモドーロ」として、4ポモドーロ繰り返したら少し長めの休憩をとる、ただそれだけです。
但し25分間はただなんとなく働くということではなく、洗い出したタスクに集中しなければなりません。インターバルを挟みながら短時間の集中を繰り返すことで、より生産性を高めることが出来るのです。
ちなみにポモドーロとはイタリア語でトマトの意味で、Francesco Cirillo氏が愛用していたキッチンタイマーがトマト型だったことに由来しています。
ポモドーロ・テクニックに必要なもの
「ポモドーロ・テクニック」には特別なツールは必要ありません。ただ一つ、タイマーさえあればそれで充分です。
パソコンの中に入っているアラームでも、スマホのアプリでも、キッチンタイマーでも25分が計れれば、なんでも大丈夫です。
ただ職場で25分毎にタイマーのアラームを鳴らしていると、周りの人の生産性を下げてしまうことになりかねないので、無音のものを選んだほうがいいかもしれません。
また携帯のアプリもありますが、携帯ばかりみているとサボっていると思われる可能性もあるので注意してくださいね。
ポモドーロ・テクニックの実践方法
「ポモドーロ・テクニック」を実践するための具体的は方法は以下の通りです。
まずは達成したいタスクを洗い出す(CHOOSE A TASK YOU'D LIKE TO GET DONE)
ただ何となく仕事に集中したいというときにも使えますが、出来れば達成したいタスクを事前に洗い出しておいたほうがより効果はバツグンです。またそれは大きな問題ではなくてもよく、自分が達成したい些細なことでも大丈夫です。
タイマーを25分にセットする(SET THE POMODORO FOR 25 MINUTES)
タイマーを25分にセットします。タイマーを押したら25分間はタスクに集中することを自分に誓いましょう。
ベルが鳴るまでタスクに没頭する(WORK ON THE TASK UNTIL THE POMODORO RINGS)
25分間はタスクに集中します。
25分の間に新しい仕事が降ってきたときには急ぎのものでなければメモにとっておくなどしてあとに回しましょう。
タイマーがなったらタスクを終了する(WHEN THE POMODORO RINGS, PUT A CHECKMARK ON A PAPER)
タイマーがなったら一旦そのタスクは終了します。
5分間休憩する(TAKE A SHORT BREAK)
なんとなく仕事をした25分と集中して仕事をした25分間では疲労の度合いも違うはずです。深呼吸や散歩、コーヒーを飲んだりするなどして少しの時間休憩します。
「4ポモドーロ」毎に20分~30分の休憩をとる(EVERY 4 POMODOROS, TAKE A LONGER BREAK)
あとは「ポモドーロ」を繰り返すだけですが、「4ポモドーロ」毎に20分~30分長めの休憩を取りましょう。長めの休憩を取ることで、次からのポモドーロで新しい情報を得る準備をします。
ポモドーロ・テクニックのポイント
タスクは出来るだけ細分化する
その日にやるべきタスクが明確な場合にはタスクを出来るだけ細分化することが重要です。その日のタスクをTODOリストに落とし込んでいくクセがつけば、25分間でやるべきことをより明確化出来ます。
時間は自分の仕事に合わせて多少変更してもいい
「作業時間25分+休憩5分=1ポモドーロ」が基本ですが、自分の仕事内容やタスクに合わせて多少増減させてもいいと思っています。
大切なのは集中する時間と休憩する時間のメリハリだからです。
休憩時間にはしっかりと休む
休憩時間にはしっかりと休むことが重要です。簡単な仕事やメールのチェックなどは休憩にやることとしてふさわしくありません。
何度も言いますが、集中するときは集中して、休む時はしっかり休む、メリハリが一番重要です。
ポモドーロ・テクニックのデメリット
「ポモドーロ・テクニック」は誰にでも簡単に実践することが出来ますが、向いている仕事とそうではない仕事があります。
基本的には25分間“集中”する方法なので、常にだれかと一緒に協力しながら進める仕事や相手と交渉するような仕事にはあまり向いていません。
また集中している間は少し周りに気を遣わせてしまうかもしれません。周囲にも自分の仕事のスタイルを説明しておけば、休憩時間を見計らって声をかけてくれるようになるはずです。
時間に追われている人ほどポモドーロ・テクニックを実践するべき
日々時間に追われて仕事をしている人からしてみれば、こんな面倒なことをやっている暇はないと感じる人もいるでしょう。しかし、ぼくは時間がない人にこそ「ポモドーロ・テクニック」を実践してみてほしいと思っています。
日々やるべき仕事の中で優先順位の高いものから終わらせていけば心に余裕が生まれます。本当に急ぎの仕事以外の要件をうまくいなせる技も身につきます。
時間に追われている人は複数の仕事を同時に動かそうとして結局すべて中途半端になってしまうのに比べ、仕事が出来る人は複数の仕事を同時並行しているように見えても実は一つ一つの仕事に集中して順番にテキパキ終わらせています。
「ポモドーロ・テクニック」を使えば、今日本当にやるべき仕事とそうでない仕事を取捨選択し、自分自身の生産性をより高めることが出来ます。
さらに一歩進んだタイム・マネジメントを実現
「ポモドーロ・テクニック」をマスターすれば、ただ目の前のタスクに集中してその場の作業効率を高めるだけでなく、より高度に時間をコントロールできるようになります。
タスク管理が自然と身に付く
「ポモドーロ・テクニック」を実践するために、今日自分が何をすべきか自然と考えられるようになります。
タスク管理が身についてくればその日だけでなく、明日や来週、来月など長期的なスパンで物事を考えられるようになります。
洗い出したタスクに費やすべき時間が「何ポモドーロ」かわかるようになる
タスク管理が身に付くだけでなく、そのタスクを完了するのに「何ポモドーロ」必要か何となくわかるようになってきます。
そうなると今日本当に集中しなければいけないのはどのぐらいの時間か計算できるので、余った時間をより有効に活用できるようになります。
まとめ
いかがでしたか。
いつも気づいたら時間に追われている、今日やると決めた仕事が終わらずに翌日に持ち越している、他人に邪魔されて集中する時間がない、といった悩みがある人はぜひ明日から「ポモドーロ・テクニック」を実践してみてください。
読んでいただきありがとうございました、やんやん(id:yanyan030728)でした。