こんにちは。高柳司です。
あの『英単語ターゲット1900』が代表的な英単語ターゲットシリーズが電子書籍化されたと耳にしましたので、早速購入してみました!
公式HP:シリーズ累計1700万部!大学受験英単語集の決定版「英単語ターゲット」シリーズの電子書籍版4点が同時リリース!
電子書籍化されるにあたり、Kindleストアや楽天koboなどほぼすべての電子書籍ストアで販売されているので、どんな端末でも購入可能です!
旺文社の「英単語ターゲット」シリーズは、個人的にとてもオススメしている参考書です。私自身、『英熟語ターゲット1000』は、受験生時代に使用しました。
受験生時代の参考書については、以下の記事を参照してください。
Kindle版『英単語ターゲット1900』
kindでの購入方法は、以下の記事などを参照してください。
公式HP:Kindle for iOSでの購入とダウンロード
『英単語ターゲット1900』を、実際に購入してみました。
『英単語ターゲット1900』のサンプルもあるので、興味はあるけど、ちょょと…という人は、まずサンプルをダウンロードしてみてください!
Kindle Paperwhite の『英単語ターゲット1900』
iPad mini での『英単語ターゲット1900』
iPhone7 での『英単語ターゲット1900』
使ってみた感想
普段電子書籍では、マンガや小説しか読まないので、使用していて違和感があった。
というのも、マンガや小説は、寝転びながら軽く読み流すような読み方をするが、『英単語ターゲット1900』のような単語帳となるとしっかり腰を据えて読む場面も想定される。
そうなると、学術書など電子化のされにくい類の書籍のように構えて読むことになるが、いつもと違う感覚を拭えなかった。
「英単語ターゲット」シリーズの使用方法として、『英熟語ターゲット1000』の使用方法を参考に紹介する。
以下の記事を参考にしてください。
実際に使ってみて感じた書籍版『英単語ターゲット1900』との差
決定的な差としては、「レイアウトが違う」ことである。
「英単語ターゲット」シリーズの共通の特徴として、左ページ覚えるべき単語、右ページは例文という構成のものが大多数であったと思うが、電子書籍ではそのレイアウトは完全になくなっている。
そのため、「英単語ターゲット」シリーズを使用したことのある人ならわかると思うが、単語のページだけ折り返し、隠してテストするというようなことはもうできない。
そもそも電子書籍なので、折り返すことはできないが…
電子書籍版(Kindkle版)『英単語ターゲット1900』のメリット・デメリット
電子書籍版(Kindkle版)のメリット
1、重たくない
電子書籍であることの最大のメリットは、「軽さ」だと思います。
高校生のみなさんならわかると思いますが、紙の参考書を毎日カバンに入れて生活をしていると、肩が痛くなってしまったという経験があるのではないでしょうか。
実は、紙って結構重いんですよ。
だから、『英単語ターゲット1900』が電子書籍化された最大のメリットは、「軽さ」にあります。
2、文字の大きさが変更できる
電子書籍のため、文字の大きさを自由に変更することができます。
自分の好みの大きさに変更することができるので、小さくして1ページの情報を多くしたり、大きくして少なくしたり工夫してしようすることができます。
3、片手で操作しやすい
紙の参考書とことなり、端末にはよりますが、片手で操作できます。
そのため、混んでいる電車の中で、片手は吊り革につかまりながら、片手でスマホを操作して、勉強、みたいな使用シーンが考えられます。
電子書籍版(Kindkle版)のデメリット
1、書き込みがしにくい
書き込みができないわけではないですが、紙の『英単語ターゲット1900』と比較すると格段に書き込みがしにくいです。
書き込みがしにくいことで、自分の勉強状況のチェックや、正誤の記録などがしにくので、その点は明らかなデメリットであると言えるでしょう。
2、1ページあたりの情報量が少ない
文字の大きさを調整できるので、自分の好みになるが、1ページあたりの情報量の最大が書籍と比較すると制限されてしまっている。
上記の1枚目の画像は、iphone7の場合の私なりに適切なサイズの情報量。文字の大きさは最小サイズ。
2枚目は、最大限文字を大きくした場合。
好みにはなるが、1ページあたりの情報量が少ないのはデメリットである。
ちなみに、iPad mini を横向きに使用した場合。
この場合、見開きになるので、紙の『英単語ターゲット1900』よりの小さいサイズになるので、自然と情報量が少なくなってしまう。
3、途中のページから始めにくい
紙の『英単語ターゲット1900』と異なり、少なからずデータを読み込む時間が必要になるので、どうしても任意のページをすぐに開くことは難しい。
4、次のページに進むのに時間がかかる
細かなことだが、1ページ1ページにデータの読み込みがあるので、若干のラグが発生する。これは電子書籍全体に言えることだが、学習参考書のような書籍に関しては、自分のペースでガンガン進んでいきたいので、わずかなラグもストレスに感じる人はいると思う。
5、電池切れがある
これも電子書籍共通の課題であるが、紙の『英単語ターゲット1900』ではありえない「電池切れ」がある。
勉強したいときに、「電池が切れてて使えません。。。」なんてシャレにならない。
6、(Kindle PaperWhiteのみ)色が白黒でなる
これは、私の使用環境下での場合だが、Kindle PaperWhiteで表示したときに、赤字が赤字ではない。
つまり、『英単語ターゲット1900』の強みである「覚えるところがわかりやすい」というメリットが完全になくなっていた。
まとめ
紙の『英単語ターゲット1900』の圧勝!!
以上のように、比較をしてみると、紙の『英単語ターゲット1900』の方が数段優れていることが、わかるだろう。
考えてみれば、多くの英単語帳が電子書籍化されていないのも、紙の単語帳の方が優れているからなのかもしれない。
今回の電子書籍版の『英単語ターゲット1900』は、紙の『英単語ターゲット1900』を使用しており、補助的な教材として電子書籍版の『英単語ターゲット1900』を購入、使用するというイメージが最適のように思える。
これからの時代にドンドン電子書籍化はされて行くとは思うが、まだまだ紙の単語帳は需要があるという結果になった。
そんな紙の英単語帳については、以下の記事に詳しく紹介しているので、参考にして下さい。