北陸・東北南部中心に3日にかけ大雨の見込み

北陸・東北南部中心に3日にかけ大雨の見込み
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活発な前線の影響で北陸や東北南部を中心に3日にかけて非常に激しい雨が降り大雨となる見込みです。これまでの雨で地盤が緩んでいることなどから、気象庁は土砂災害や川の急な増水などに引き続き警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、活発な前線と湿った空気の影響で1日は北陸などで雨が強まり、24時間に降った雨の量は北陸の多いところで200ミリを超え、平年の7月1か月分の8割から9割余りにあたる大雨となりました。

前線はこのあとも停滞する見込みで、北陸や東北南部を中心に3日にかけて局地的に雷を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、再び大雨となる見込みです。

3日朝までに降る雨の量はいずれも多いところで北陸と長野県で200ミリ、東北南部と岐阜県で100ミリと予想され、その後も雨の量は増える見込みです。

気象庁はこれまでの雨で地盤が緩んでいることなどから、土砂災害や川の急な増水などに引き続き警戒するよう呼びかけています。

特に川沿いや山沿いなどに住んでいる方や、避難に時間がかかるお年寄りなどは最新の気象情報や自治体からの避難に関する情報に注意し、明るいうちに安全な場所に移動しておくなど早めの安全確保が重要です。