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家電量販店では二千円以下の扇風機が多く売られてますが、大手メーカー製の扇風機では10000円を超えているものも少なくありません。モーターで羽を回すだけの簡単な機械と思われがちな扇風機ですが、なぜこんなに値段が違うのでしょうか。
これから、値段による扇風機の大きな違いと賢い扇風機の選び方をご紹介しますので、安い扇風機と高い扇風機の選択で悩んでいる方は、自分や家族にぴったりな扇風機を選んでください。
1.音が静か
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扇風機を選ぶにあたって動作音を重視してる人も多いと思いますが、安い扇風機は基本的にうるさいものです。
高い扇風機、特にDCモーター搭載の機種は音が非常に静かです。微風だとほとんど無音になるので寝る時も気になりません。
2.機能が充実している
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扇風機の高級機種は、真上を向かせることのできる商品もあります。そのような商品は、夏には扇風機として利用し、冬はサーキュレーターとして使うこともできます。
また、除菌や消臭、保湿効果のあるものや室温にあわせて風力を自動調整するセンサー機能が付いたものもあります。
3.風がなめらか
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高い機種になると羽根の形状が変わるので、風の質がまったく違います。
安い扇風機の羽の枚数は4枚羽が主流ですが、1万円を超える扇風機では7枚羽がついている扇風機が多くなります。これまでの4枚羽と比べて空気を細かく送り出すことが出来るので、長く風にあたっていても扇風機疲れしない、自然な風になります。
4.省エネ性能が高い
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高い扇風機は、従来のACモーターを使った一般的な扇風機に比べて、低速で回転できる直流のDCモーターを搭載しています。AC扇風機とくらべて、DC扇風機であれば60%も節電できます。
DC扇風機は外付けのACアダプタを利用するタイプが多いのですが、スイッチOFFの待機電力は0Wなので、使わないときもコンセントを抜く必要はありません。
5.「弱風」の風が本当に弱い
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「弱風」が本当に弱い風かどうか、この違いが一番大きな違いです。
高い機種では「弱」が本当に弱い風になっていて、寝るときにつけていても大丈夫なやさしい風が吹くようになっています。安い機種の場合は、「弱」を選んでも、風が結構強いので、机の上の書類が風で飛んでいってしまうこともあります。
安い機種にはできない涼しい微風は、高い機種だけの特権なのです。
扇風機の賢い買い方・選び方
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扇風機をお店で買う場合は、いくつかの機種を実際に最小風量にして、吹いてくる風を浴びてみましょう。だいたいの安い機種は「弱」でも風が強い傾向にあることがわかると思います。
8月・9月になると、まだ暑いのに電器店の店頭から有名メーカー製の扇風機が消えてしまい、無名メーカー製や低価格品ばかりになってしまうことが多いです。欲しい扇風機を買うには、できるだけ早く、7月ぐらいまでには購入してしまいましょう。